みなさん、こんにちわ
寒い季節になりましたが、みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
世界で猛威を振るった新型コロナウイルスの影響でスポーツ界では様々な影響を及ぼしました。
日本のJリーグでも開幕延期や無観客試合など多大なる影響を及ぼした2020年シーズンが終了し、来月から新たに2021年シーズンが開幕します。
昨シーズンの新型コロナウイルスの影響で2021年シーズンのJ1リーグは2チーム増え20チームで競われることが決まっています。
また、チーム数が増え過密日程になる上、そのうち降格が4チームということでどのチームも降格したくないということの現れから各チーム移籍に積極的な動きを見せました。
そして今回お伝えするのは、昨シーズン圧倒的な強さでJリーグを制し、天皇杯との二冠を達成した川崎フロンターレ。
2017シーズンに初優勝を果たしてから毎年タイトル獲得と黄金期を迎えつつ川崎フロンターレですが、昨シーズン大ブレイクしたJリーグベストイレブンの守田がポルトガルへ電撃移籍しました。
そんな状況の中、川崎フロンターレがどんな補強をし、今シーズン打倒フロンターレに燃える他のチームと戦っていくのか本当に楽しみです。
ということで、今回扱うトピックは川崎フロンターレの2021年の
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新加入選手・退団選手一覧
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移籍で補強した新加入選手を調査!
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スタメン・フォーメーション予想!
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まとめ
という順番で掘り下げてお伝えしていきます。
最新移籍選手情報まとめ!
新加入選手・退団選手一覧
退団選手一覧
移籍で補強した新加入選手を調査!
特にレギュラークラスでは、昨シーズン大ブレイクした不動のボランチ守田がポルトガルへ、25試合に出場し攻撃にアクセントと付けていた齋藤学が名古屋に移籍。
また精神的支柱だった中村健剛が引退ということでMF、特にボランチの補強が急務でしたが、今回の補強ではMFを積極的に獲得した印象です。
ただ、昨シーズンの川崎フロンターレからJリーグベストイレブンに9人が選出され、守田以外の8人は全員残留となりましたが、新加入選手がもともと選手層が厚いチーム内でスタメンを勝ち取るのは至難の業と言えます。
しかし、ACL、Jリーグ、その他カップ戦など過密日程になるのは必至で、少ない出番でチャンスをものにできるかが鍵となるでしょう。
また、鬼木監督が今年はACLを狙っていくと言っていた通り、イタリアセリエAでの経験のあるシミッチや高身長で体格が良くヘディングが強いボランチの塚川、天才的なサッカーセンスでチャンスメイク力には定評がある小塚など対アジアを見据えた場合、とても良い補強と言っても良いのではないでしょうか。
新戦力のメンバーたちが、攻撃的で魅力のあるフロンターレサッカーの一員としてどんなプレーを見せくれるのか本当に楽しみです。
それでは新たに獲得した選手から詳しく見ていきましょう。
【8/8浦和戦】
左CKから変化をつけ、シャビエルの
クロスからのシミッチのゴール⚽️✨
興奮して最後、手元狂った笑笑#名古屋グランパス #grampus pic.twitter.com/v2dzuglPHn— ⚽️hiromitsu🐬 (@hiroz1632) August 10, 2020
ポジションはボランチ。
ビルドアップにも定評があり、中盤の底から繰り出されるパスと精度の高い左足のキックが持ち味です。
身長は183センチとヘディングも強く、レフティーの技巧派大型ボランチと言ったところでしょうか。
どちらかというと攻撃的な選手で、ハイプレスをするフロンターレサッカーにはシミッチの縦への意識はチーム戦術に合うように思います。
また、フロンターレ前監督の風間氏が名古屋の獲得時代に連れてきた選手だけあって、フロンターレのサッカーにフィットする可能性が高いと言えるでしょう。
小塚和季の変態プレー集
パス、ドリブル全てが完璧すぎる#小塚和季#レノファ山口#ヴァンフォーレ甲府#大分トリニータ pic.twitter.com/JsqAgzwojA— RYO (@SakuRyoMura) April 29, 2019
1.5列目やボランチが本職で、高い技術とパス配球力に定評がある選手です。
パスの精度も高く、ディフェンスラインの裏を突くようなピンポイントに合わせるパスで決定機を演出する場面をよく見かけます。
また、ゲームメイクもでき、大島などのバックアップとしては最も適任と言って良いでしょう。
2013年に高卒ルーキーとして新潟に入団してから5チーム目となるフロンターレですが、今まで様々なチームでそのチームの監督や戦術に対して、柔軟に対応してきた選手です。
そういった経験から、難しいと言われるフロンターレの戦術に早く段階から慣れ、活躍する日もそう遠くないかもしれません。
“かつてのチームメイトのゴールを実況する”
という1つの目標を昨日達成することができました。
広島観音高校時代の1つ後輩、塚川孝輝のゴール!
それがものすごいゴールなんです。
ゴラッソ塚川!!!#Jリーグ #ファジアーノ岡山 #塚川孝輝 #fagiano #DAZN pic.twitter.com/mC7sR2HQLJ— 江本 一真 (@kazuma_emoto) July 2, 2018
身長184センチの大型ボランチで、推進力や得点力が特徴的な選手です。
昨シーズンの成績がJ2で29試合出場9得点、9得点のうちヘディングでの得点が6得点ととてもヘディングが強い選手です。
ちなみにヘディングでの6得点はJ2で1位の記録です。
また、注目すべきはうち3得点はアディショナルタイムでの得点とチームにとって本当に苦しい時間帯にビックな仕事をする選手と言ったところでしょうか。
今シーズンついては降格チームが4チームと多いため、勝ち点1にこだわるチームが増えることが予想されますが、塚川のヘディングでの得点力がフロンターレの新たな最終盤の攻撃オプションになるかもしれません。
桐蔭横浜大学MF橘田健人②
(2021川崎フロンターレ内定)そして本来の持ち味である技術力、センスを発揮したアシスト未遂。
このプレー見るだけで上手いの伝わると思う。大学サッカー界では、頭ひとつ抜けた存在。#frontale #橘田健人 pic.twitter.com/BsCnvrVv2d— ピパ (Pipa) (@pipa1925) January 9, 2021
期待の大卒ルーキー。
ポジションはボランチでとてもキープ力が高く、高校時代にはトップ下でプレイしていたこともある選手です。
また、サッカーセンスも抜群で独特のリズムを刻むドリブルや柔らかいラストパスなどフロンターレにとって、良いアクセントになるかもしれません。
昨シーズンの大卒ルーキー三苫のように、今シーズンブレイクするのか楽しみなところです。
①田邉秀斗(Shuto Tanabe)
②静岡学園高校
③SB
④選手権で名を轟かせた技巧派SB。全6試合でドリブル成功率75%、パス成功率81%という驚異的な打開力を発揮し、全国に衝撃を与えた。またその他にも、1対1での守備の強さ、180cmの身長を活かした空中戦など、魅力溢れる選手。将来の日本を背負う逸材だ。 pic.twitter.com/4PnSyzuedi— 有望サッカー選手名鑑@PlayersList (@PlayersList) March 26, 2020
静学出身で高卒ルーキー。
180センチの高さ、スピード、豊富な運動量、思考の速さと言ったサイドバックとして必要な能力を全て持ち合わせた選手です。
静学出身の先輩の大島や長谷川のように今後どのように成長し活躍していくのか、本当に楽しみな選手です。
FW3選手が復帰
FWトップの選手3人が期限付き移籍からの復帰を果たしました。
知念は昨シーズン、大分へと期限付きで移籍し、J1リーグで29試合に出場し、3得点を記録。
21歳の遠野は2019年12月に川崎に加入、同時にアビスパ福岡への期限付きで移籍し、昨シーズンはJ2リーグで11得点を記録と大活躍し、アビスパ福岡がJ1リーグ昇格に貢献しました。
また、現在19歳の宮城は昨シーズン、川崎U18からトップチームに昇格しましたが、すぐにカターレ富山への期限付き移籍。
富山ではJ3リーグで20試合に出場し、3得点を記録しました。
いずれの選手もレンタル先で出場時間を勝ち取り、活躍しフロンターレへ復帰を果たしました。
移籍先で活躍してきた若い選手たちがどのような活躍を見せ、レギュラー陣であるレアンドロ・ダミアン、小林悠などを脅かす存在になっていくのか楽しみなところです。
スタメン・フォーメーション予想!
ここからは、今シーズンの川崎フロンターレのスタメンとフォーメーションを予想していきましょう。
フォーメーションは4-3-3で、以下のようなスタメンで今シーズンを迎えることになるのではと予想します。
GK
ゴールキーパーについては、昨シーズンも守護神としてゴールマウスを守ったチョン・ソンリョンが今シーズンもスタメンとなるでしょう。
DF
スタメン予想は、昨シーズンのベストイレブンだったサイドバックが登里と山根、センターバックがキャプテンの谷口とジェジエウです。
ただ、今シーズンの川崎フロンターレの唯一の不安要素と言えるのがDF陣、特にセンターバックの選手層の薄さです。
昨シーズンについてはセンターバックの谷口やジェジエウのバックアップとして、サイドバックが本職の車屋やユーティリティプレイヤーの山村がセンターバックに入っていましたが、谷口とジェジエウのどちらかが怪我などで長期離脱となったとき不安な部分と言えるでしょう。
サイドバックについては、スタメンが登里と山根、2番手として車屋、成長次第で高卒ルーキーの田邉と言ったところですが、センターバックの谷口とジェジエウが長期離脱などの誤算があった場合に車屋がセンターバックに入入った場合、一気にサイドバックも選手層が薄くなります。
つまり、センターバックの谷口とジェジエウの状態次第で守備陣が崩壊する可能性を秘めていることが分かります。
そこで山村が選手層の厚いMFでの出場ではなく、今シーズンについてはセンターバックの専属要員となる可能性もあるでしょう。
いずれにしても、過密日程を考えると各ポジションの中でDFの選手層の薄さが唯一の不安要素です。
MF
スタメンは大島と田中、脇坂と予想します。
ボランチについては、始めはもともと守備的MFでもある田中がボランチに入り、シミッチや塚川が途中交代での出場となるでしょう。
昨シーズン不動のボランチだった守田が抜けた穴をだれが埋めるのか注目です。
サイドハーフについては、大島と脇坂が1番手、ボランチでシミッチや塚川の活躍次第で昨シーズンサイドハーフで活躍した田中がスタメン争いに食い込んでくると思います。
また2番手、3番手として小塚と橘田となりますが、途中交代など少ないプレー時間でチャンスをものにできるか鍵となるでしょう。
今シーズンはJ1リーグのチーム数が2チーム多く、さらにACLの試合もあるので、試合数の多さからみてどの選手にも必ず出番はあると思います。
FW(ウイング)
ウインガーのスタメン争いについてですが、昨シーズンの活躍を考えると1番手は三笘と家長でしょう。
2番手で長谷川、旗手と言ったところでしょうか。
FW(センターフォワード)
センターフォワードのスタメン争いですが、レアンドロ・ダミアンと小林悠がまず一歩抜けていると言えます。
昨シーズンについても前半がレアンドロ・ダミアン、後半が小林悠など多くありましたが、途中交代からもきちんとコンスタントに結果を残せていたことがとても大きいと思います。
そして3番手となるのが、知念や遠野といったところでしょうか。
過密日程となる今シーズンについては知念や遠野についても出場機会は巡ってくると思います。
まとめ
いかかだったでしょうか。
今シーズンの川崎フロンターレにとっては、どのチームも打倒フロンターレを掲げ戦いを挑んできます。
また、Jリーグのチーム数が2チーム増え、ACL、カップ戦などあるため、過密日程で苦しいシーズンとなることが予想されます。
ただ過密日程こそ、川崎フロンターレの選手層の厚さやハイプレスといった攻撃力が活きるシーズンになるかと思います。
そしてACLでは、攻撃的な川崎フロンターレのサッカーとアジアの国々の強豪クラブがどんな戦い方をするのか本当に楽しみなところです。
みなさんで応援してサッカー界を盛り上げていきましょう。
ありがとうございました。
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