皆さん、こんにちは。
試合のない昨今、過去の名試合などを観返しては懐かしさに浸るのが、筆者の日課になりつつあります。
さて、今回ご紹介したいのは「マンチェスター・シティ」です。
2008年にUAEの投資グループへ買収された後、めきめきと力をつけ、今ではプレミアリーグ屈指の強豪として知られています。
今回の記事でご紹介していく内容は、以下の4つです。
- マンチェスター・シティの現状
- 補強選手はどうなる?
- 退団選手も予想!
- まとめ
という順番にお伝えしていきます。
マンチェスターシティ2020冬の移籍情報を確認したい方はこちら
マンチェスターシティ2020冬最新移籍情報まとめ!噂の補強候補も調査!
マンチェスター・シティの現状
まずは今シーズンのマンチェスター・シティについて、簡単に振り返っていきましょう。
ペップ政権は円熟の域へ到達
2016年にペップ・グアルディオラが監督に就任し、4年の歳月が経過しました。
そしてシティにおいても、自身の哲学であるポゼッションサッカーがプレミアリーグでも十分効果を発揮することを、彼はこの4年間で証明してきましたね。
今季こそ、かつてない好調を維持し続けたリヴァプールの後塵に拝しましたが、GKから全員で綿密に構築するポゼッションは、最早円熟の域にあるといえます。
効果的かつスピーディーにボールを回し、相手守備陣に少しでも綻びが見られれば一気に人数を掛けてゴール前を攻略する戦術は、ワールドクラスの選手たちにより、見事なまでの完成度で体現されています。
また、組織で崩すことが難しい状況では、アグエロやデ・ブライネ、そしてスターリングといった強烈な個によって局面を打開することも出来ます。
少なくとも攻撃という点でみれば、現在のペップ・シティに弱点はないように見えますね。
しかし今季、実質的に優勝を逃した背景には、攻撃とは裏腹の守備の脆さが影響したと言わざるを得ないでしょう。
守備陣の層の薄さが仇に
今季リヴァプールに大きく突き放されてしまったことには、守備陣の層の薄さが関係していると思われます。
というのも、CBの要として活躍していたラポルトが離脱を余儀なくされ、本来MFのポジションでプレーしているフェルナンジーニョがCBを務めるなど、主力が一人欠けた際の守備陣の台所事情は非常に厳しいものがあったのです。
プレミアリーグはただでさえ過密日程ですから、どのようなチームでもシーズン途中、守備陣に怪我人が出てしまう事態は避けられません。
ましてや、シティはチャンピオンズリーグにも出場していますし、それに加えて国内のカップ戦もミッドウィークに控えています。そうなるとどうしても、1週間に2試合、というハードな日程をこなしていかなければなりません。
このような点から、怪我人が出てもレベルを落とさないチームが、過密日程を制するといえます。
今回シティは、負傷によって満足な守備陣で試合に臨めないことが多く、それによってリヴァプールに水を空けられてしまう結果となりました。
今シーズンの反省を踏まえ、今夏の移籍市場では守備陣の層の薄さを補う主力級のCBの獲得が急務と言えるのではないでしょうか。
補強選手はどうなる?
それでは、ここからは2020年の夏に獲得が噂される選手などをご紹介していきたいと思います。
①ルベン・ディアス (SLベンフィカ)
コメント
ルベン・ディアス、ポルトガル代表でのプレーに言及「素晴らしい経験」記事はこちらhttps://t.co/46VPSjxaxw編集部より
「ルベン・ディアス擁する #ポルトガル 代表は、25日に決勝トーナメント進出をかけて #イラン と対戦します」 #WorldCup #POR pic.twitter.com/UhbCsAW6Wg— サッカーキング (@SoccerKingJP) June 24, 2018
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1人目はポルトガルの強豪ベンフィカの最終ラインを支えるルベン・ディアスです。
彼は現在22歳、10代の頃から将来を嘱望され、ここまで順調に成長を続けてきました。
2017年からは、ポルトガルA代表にも選出されていますね。
プレースタイルとしては、非常にバランスのいいCBという印象でしょうか。
空中戦や対人の強さといったDFとしての強度を併せ持ちつつも、ラインを統率するリーダーシップや戦術理解度も高く、ボールスキルにも長けています。
ペップのフットボールでは11人全員でポゼッションすることを求められますし、そうなると最終ラインにもビルドアップの能力が求められます。
そういった意味では、現在主力を張るラポルトの相棒としても、ルベン・ディアスはシティにマッチしたCBだといえるのではないでしょうか。
②ロベルト・レヴァンドフスキ (バイエルン・ミュンヘン)
選手情報
レヴァンドフスキが1億2000万円寄付へ「全員が一つのチームとなって…」https://t.co/aulWd4d99r編集部より
「ロベルト・レヴァンドフスキはインスタグラムを通じて100万ユーロ(約1億2000万円)寄付することを明かしました」 pic.twitter.com/kBd03jjH2b— サッカーキング (@SoccerKingJP) March 22, 2020
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次にご紹介するレヴァンドフスキについては、現在シティへの移籍の噂などは報じられていませんので、あくまで筆者の個人的な願望という部分でご紹介していきたいと思います。
というのも、シティには近々、長年エースを務めてきたアグエロを放出する可能性が俄かに浮上しているからです。
アグエロとシティの契約は来季までとなっており、FFPの違反により、今後2年間シティのCL出場には黄色信号が灯っています。
これを受け、在籍9年の古株であるアグエロにも、移籍の噂がたち始めました。年齢的にも31歳と、キャリアの分かれ道に差し掛かっています。
もしアグエロが退団する場合、彼の代役を務められる選手は、そう多くありません。
シティには22歳のガブリエウ・ジェズスが既にいますが、アグエロ退団後の得点源を彼一人に委ねるのには、相応のリスクが付いて回るでしょう。
個人的には、欧州きってのCF、レヴァンドフスキを推してみたいと思います。
年齢はアグエロと同じ31歳ですが、CFとしての総合値がずば抜けて高く、得点を量産しつつ、ポゼッションでも貢献できる高いテクニックも備えています。
もしレヴァンドフスキがプレミアリーグに挑戦することになれば、ファンとしてもかなり期待のかかる移籍になることは間違いないでしょう。
③ベン・チルウェル (レスター・シティ)
移籍の噂
チェルシー、英代表DFチルウェル獲得に障壁…レスターが95億円要求かhttps://t.co/GQlr2h1bNp編集部より
「レスターはチルウェルに対して、マンチェスター・Uへ移籍したDFマグワイアと同等の高い評価をしており、放出する場合は巨額な移籍金を要求するとのことです」 pic.twitter.com/Qo3VAxEZrA— サッカーキング (@SoccerKingJP) March 25, 2020
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最後にご紹介するのはレスターの若き左SB、チルウェルです。
彼は最近めきめきと頭角を現している気鋭のサイドバックで、シティの他、チェルシーやトッテナムなどの複数クラブが関心を持っていると報じられています。
プレースタイルとしては「堅実」という言葉が一番ぴったりくるでしょうか。
ビルドアップにもしっかり貢献できるパススキルがあり、ボールを前に運んでいく推進力もあります。
攻め上がりの際のポジショニングも良く、サイドバックとして必要になる能力は全て兼ね備えた万能型の選手です。
個人的には、エヴァートンで長年活躍してきたレイトン・ベインズを彷彿とさせるところのある選手だなという印象があります。
現在左サイドバックを務めているバンジャマン・メンディとはまた異なるタイプのサイドバックになりますので、チームに競争を生む意味でも、チルウェルの獲得はシティにポジティブな効果を生むかもしれませんね。
2020年加入決定選手
GK
- ザック・ステフェン ← デュッセルドルフ
DF
- ナタン・アケ ← ボーンマス
- フィリップ・サンドレル ← アンデルレヒト
- ルベン・ディアス ← ベンフィカ
MF
- フェラン・トーレス ← バレンシア
退団選手も予想!
それでは最後に、今夏の移籍市場でシティを去ることが噂されている3選手をご紹介します。
①リロイ・サネ → バイエルン・ミュンヘン
◆Gif小ネタ◆ボール触らずにボディフェイントだけで股抜き完結させるリロイ・サネが上手すぎる件 https://t.co/Qr6nYSA2pE pic.twitter.com/qUAe7OV3wO— デジサカ (@digital_soccer) March 25, 2019
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今夏の退団候補筆頭はやはりサネでしょうか。
かねてよりバイエルンへの移籍が噂されていましたが、今季は負傷の影響で公式戦への出場は0。
また、シティとの契約も来年までとなっており、高額で手放す最後のチャンスが今夏となります。
最早バイエルンへの移籍は既定路線とまで報じられていますが、ここに来て新たにレアル・マドリーなどへの移籍も取りざたされています。
ドイツのスピードスターが今夏シティを去ることは間違いなさそうですが、次の行き先は一体どこになるのでしょうか。
②ダヴィド・シルバ → レアル・ソシエダ
移籍の噂
オーナーのベッカム氏が熱視線…インテル・マイアミ、MFダビド・シルバ獲得に興味示すhttps://t.co/DsKbhOa3a2編集部より
「ダビド・シルバはマンチェスター・Cとの現行契約が今夏で満了を迎え、以前から退団の意向を示しています。今後の同選手の動向に注目が集まっています」 pic.twitter.com/1PLm8yN3HL— サッカーキング (@SoccerKingJP) March 11, 2020
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次は今季一杯でシティとの契約満了を迎える功労者、ダヴィド・シルバです。
本人も退団を明言する発言をしていることなどから、今夏には「円満退職」することが濃厚と言われています。
移籍先としてはアメリカや日本などが挙げられています。特にヴィッセル神戸にはスペイン代表黄金期のチームメイト、イニエスタが在籍していることなどから、日本国内でも盛んに移籍が噂されていますね。
シルバ本人も日本の血を引いていることから、日本への移籍に前向きなのだとか。
34歳のテクニシャンの次なる目的地に、目が離せませんね。
③イルカイ・ギュンドアン
契約延長
マンC、ギュンドアンと2023年まで契約延長「このチームにいることは光栄」https://t.co/2FGxco5Sw8編集部より
「#マンチェスター・C が9日、ドイツ代表MF #イルカイ・ギュンドアン との契約を2023年まで延長したことを発表しました」 pic.twitter.com/AwcoXMbPna— サッカーキング (@SoccerKingJP) August 9, 2019
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最後は2016年にドルトムントから加入したドイツ代表MF、イルカイ・ギュンドアンです。
ドルトムント時代には香川真司と親友だったことで、日本のサッカーファンにも馴染みの深い選手かもしれません。
さて、そんなギュンドアンにも移籍の噂がありました。
シティへの加入後、中盤で絶対的なポジションを確保しているとはいえず、ブンデスリーガへの復帰なども度々取沙汰されてきました。
2019年の夏にはシティとの契約を2023年まで延長したものの、サッカー界では、往々にして新契約の締結後に移籍が成立することもあります。
クラブとしても、選手の価値を下げたくないなど、様々な思惑が交錯しているのかもしれません。
そういった意味でも、クラブにおける立ち位置次第では、ギュンドアンの将来も不透明なものになるかもしれません。
2020年退団決定選手
GK
- クラウディオ・ブラボ → ベティス
DF
- ニコラス・オタメンディ → ベンフィカ
MF
- ダビド・シルバ → レアル・ソシエダ
- イヴァン・イリッチ → ヴェローナ
- アンテ・パラヴェルサ → ヘタフェ
FW
- リロイ・ザネ → バイエルン
2020-21シーズンの試合はこちらで確認できます↓
プレミアリーグ2020-21の日程と対戦表まとめ!テレビ放送・ネット配信や無料視聴方法も調査!
まとめ
さて、いかがだったでしょうか。
今回は、『マンチェスターシティ2020最新移籍情報まとめ!噂の補強候補と退団選手も調査!』と題しましてお伝えしました。
FFP違反の一件により、来季以降のCL出場権には暗雲が立ち込めているマンチェスター・シティですが、披露しているフットボールはまさに一級品です。
今夏の移籍市場でさらに完璧な布陣を整えることが出来れば、来季のプレミアリーグを席巻することは間違いないのではないでしょうか。
マンチェスターシティ2020冬の移籍情報を確認したい方はこちら
マンチェスターシティ2020冬最新移籍情報まとめ!噂の補強候補も調査!
他に気になるチームはありますか?
プレミアリーグ(イングランド)
ブンデスリーガ(ドイツ)
リーガエスパニョーラ(スペイン)
セリエA(イタリア)
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いつもありがとうございます。
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