パリサンジェルマン2023夏の最新移籍情報まとめ!補強ポイントや狙ってると噂の獲得候補・退団選手リストも調査!

PSGファンの皆さん、こんにちは。

 

昨シーズンは、ドンナルンマハキミセルヒオ・ラモス、そしてメッシを獲得し、リーグ優勝はもちろんのこと、悲願のチャンピオンズリーグ制覇も見据えた超大型補強を敢行しましたが、リーグ・アンは何とか制したものの、クープ・ドゥ・フランスはベスト16で敗退し、さらにチャンピオンズリーグでもベスト16でレアル・マドリードに敗れ、1冠のみとなってしまいました。

 

これを受けて、ポチェッティーノ監督を解任し、20-21シーズンでリールをリーグ・アン優勝に導いたガルティエ監督を招聘。

またレオナルドSDを解任し、レアル・マドリード時代のモウリーニョ監督の下でスカウトや戦術分析を担当して、モナコリールでSDを務めていたルイス・カンポス氏がフットボール・アドバイザーに就任するなど、首脳陣の入れ替えが行われました。

今シーズン開幕前には、昨シーズンで契約が満了し、レアル・マドリードへの移籍が有力視されていたムバッペが、PSGとの契約を2025年6月末まで延長し、残留が決定、メッシネイマールムバッペの豪華絢爛な3トップが爆発し、今年こそ悲願のビックイヤー獲得に向けて動き出しました。

 

迎えた今シーズン、W杯中断前までは、リーグ戦は2位のRCランスに5pt差をつける1位に立ち、チャンピオンズリーグ・グループステージはベンフィカユベントスマッカビ・ハイファと同居し、ベンフィカと同点の勝ち点14、6試合負けなしでグループ突破を果たしました。

ところが、カタールW杯の中断期間から再開後のリーグ戦では、レンヌモナコなど、リーグ・アンで上位を争うライバルに敗れ、クープ・ドゥ・フランスでは昨シーズンと同じくベスト16でマルセイユに敗れ、早々と敗退してしまいました。

不穏な空気の中で迎えたチャンピオンズリーグのベスト16では、バイエルン・ミュンヘンと対戦しましたが、ホームでの1stレグでは0-1、アウェーでの2ndレグでも0-2といずれも敗れ、昨シーズンと同じくベスト16で敗退してしまいました。

今シーズンのチームの評価の全てに繋がると言っても過言ではない大一番で、成す術無く敗れてしまい、「タレントはいるが、チームではない」と評されてきたパリ・サンジェルマンの評価を覆すことは出来ませんでした。

 

昨シーズンは、メッシの不調も目立ちましたが、今シーズンはリーグ・アンでムバッペは得点ランキング1位の29点、ネイマールは13点、メッシも16得点を記録し、リーグ総得点は全20チーム中、一歩抜け出している87得点を記録、圧倒的な攻撃力を見せつけています。

とはいえ、開幕から一度も首位を明け渡すことはなかったものの、第37節でようやく優勝を決めましたが、シーズン終盤戦にかけては、メッシのクラブ無許可でのサウジアラビア渡航など、内部でのゴタゴタも目立ち、昨シーズンと同じく、ファンも納得のいくシーズンとは言えなかったのでは無いでしょうか。

 

例年のように、チャンピオンズリーグの早期敗退が続き、「タレントはいるが、チームではない」と言われ続けるパリ・サンジェルマンが悲願のビックイヤーを獲得し、ビッグクラブの仲間入りを果たすために、この夏の移籍市場では、これまでのスタンスを大きく変えた動きが求められることでしょう。

 

ということで今回は、悲願のビックイヤー獲得に向け、スカッドの大幅な刷新が予想されるパリ・サンジェルマンの2023年夏

  • 最新移籍情報と補強ポイント
  • 狙っていると噂の獲得候補選手
  • 退団が予想される選手
  • まとめ

の順でお伝えしていきます。

他に気になるチームはありますか?

プレミアリーグ(イングランド)

 

ブンデスリーガ(ドイツ)

 

リーガエスパニョーラ(スペイン)

 

セリエA(イタリア)

 

リーグアン(フランス)

最新移籍情報と補強ポイント

最新移籍情報

〈加入〉 

pos. 選手名 年齢 前所属 移籍形態(移籍金)
GK アルナウ・テナス
22 バルセロナB 完全移籍3年(フリートランスファー)
  ケイロル・ナバス
36 ノッティンガム・フォレスト  
DF ミラン・シュクリニアル
28 インテル 完全移籍5年(フリートランスファー)
  リュカ・エルナンデス
27 バイエルン 完全移籍5年(総額5000万ユーロ(約78億円))
MF 李 康仁
22 マジョルカ 完全移籍5年(2200万ユーロ(約33億円))
  マヌエル・ウガルテ
22 スポルティング 完全移籍5年(総額6000万ユーロ(約94億円))
  シェ-ル・エンドゥール
19 ベンフィカ 完全移籍5年(フリートランスファー)
FW マルコ・アセンシオ 27 レアル・マドリード 完全移籍5年(フリートランスファー)
  ウスマン・デンベレ
26 バルセロナ 完全移籍5年(5040万ユーロ(約80億円))
  ゴンサロ・ラモス
22 ベンフィカ レンタル1年(6500万ユーロ(約102億円)+ボーナス1500万ユーロ(約24億円))

 

 

〈退団〉 

pos. 選手名 年齢 移籍先 移籍形態(移籍金)
DF セルヒオ・ラモス 37 未定
  シャビ・シモンズ
20 ライプツィヒ レンタル1年
  レナト・サンチェス
26 ローマ 買取義務付きレンタル1年(レンタル料100万ユーロ(約1億6000万円)全公式戦の60パーセント以上に出場した場合1500万ユーロ(約24億円)の買い取り義務発生)
FW リオネル・メッシ
35 インテル・マイアミ 完全移籍2年半+1年間の延長オプション付き(フリートランスファー)
  ネイマール
31 アル・ヒラル 完全移籍2年

 

 

補強ポイント

2023年夏のパリ・サンジェルマンの補強ポイントとして、

  1. 攻撃ユニットの再編成
  2. CB
  3. CMF

が挙げられるでしょう。

 

攻撃ユニットの再編成

メッシネイマールムバッペという豪華絢爛な3トップは、今シーズンのリーグアンでトップのチーム総得点86点のうち、70%近くの56点を上げ、PSGの代名詞として、チームを牽引してきました。

しかし、35歳になったメッシは今シーズン終了後に契約満了を迎え、クラブ無許可でのサウジアラビア渡航といった問題行動もあり、そのままチームを退団するのではないかとみられています。

 

またネイマールも30代に入り、契約は2025年6月末まで残っていますが、負傷離脱が多く、稼働率の低さにファンも不満を募らせており、この夏での移籍の可能性も取り沙汰されています。

これまでチームを陰で支えてきたディ・マリアイカルディといったトップクラスのバックアッパーが開幕前に抜け、3トップ以外には若手CFのエキティケのみと、ややバックアッパー不足感が否めません。

資金力に物を言わせ実現させ、これまでPSGの代名詞となってきた“MNM”の3トップを解体し、エムバぺを軸とした攻撃ユニットの再編成が、まず2023年夏の移籍市場でのメインテーマとなることでしょう。

 

 

CB

今シーズンからPSGの監督に就任したガルティエ監督は開幕から3バックを試し、ここまでリーグ・アン(第36節終了時点)3位の36失点と、ある程度の結果を得て、チームのオプションに加えることが出来ています。

しかし、キンペンべが9月中旬から10月末にかけてはハムストリングの負傷により離脱し、その後復帰したものの、第25節マルセイユ戦でアキレス腱を断裂し、今シーズン復帰は絶望となってしまいました。

 

昨シーズンは故障でほとんど出場出来なかったセルヒオ・ラモスは、開幕からスタメン起用され、来シーズンも契約を延長し残留する見通しですが、マルキーニョスを中心とするDFラインにもう1枚CBを加えたいところですね。

3バックでは中盤のダニーロ・ペレイラが入ることが多いですが、3バックにも対応できるCB、もしくは左利きのCBを獲得出来れば、3バックでもより強固なDFラインになるでしょう。

 

 

CMF

前線をはじめ、その他のポジションと比べると華やかさに欠け、これまでチームの補強テーマとなってきたCMFですが、この夏はヴィティーニャレナト・サンチェスファビアン・ルイスソレールなどを獲得し、名よりも実をとった堅実な補強を行いました。

しかし、この補強がチーム力の向上に繋がったかと言われるとそうとも言い切れないのが現状であり、軸となる選手の存在に欠けるだけでなく、守備の強度の少なさといった課題も出てきています。

 

中盤の層は厚くなったものの、その結果出場機会を得ることが出来ない選手も生じ、この夏の移籍の可能性も取り沙汰されています。

かつてのマテュイディのような汗かき役の存在が今のPSGに必要なのかもしれませんが、中盤を引き締める実力者を獲得しておきたいところですね。

 

 

 

狙っていると噂の獲得候補選手

では、挙げられた補強ポイントに沿って、狙っていると噂の獲得候補選手を取り上げます。

 

攻撃ユニットの再編成

ベルナルド・シルバ(マンチェスター・シティ/ポルトガル代表)

生年月日:1994年8月10日(28歳)
ポジション:OMF、CMF、RWG

昨シーズンは、豊富な運動量でピッチを駆け回り、中盤だけでなくウイングや偽9番としても起用され、多くの得点機会に絡み、チームの中心として活躍してプレミアリーグ連覇に大きく貢献し、今シーズンは昨シーズンほどの大きなインパクトを残す活躍を見せるのは至っていませんが、リーグ戦(5/25現在)34試合に出場し、4得点5アシストを記録しています。

 

豊富な運動量を活かした幅広い範囲のカバーリングや、戦術に合わせて、中盤だけでなく、様々なポジションでの起用に対応し、チーム内で重宝される選手の一人となっていますが、例年のようにベルナルド・シルバには移籍話が挙がっており、マンチェスター・シティとの契約は2025年まで残っていますが、今シーズン開幕前の移籍市場ではバルセロナパリ・サンジェルマンへの移籍話が挙がっていました。

シーズン開幕前での移籍は実現しませんでしたが、シーズン終了後にパリ・サンジェルマンベルナルド・シルバ獲得に本格的に動き出すようです。

 

2015年から2017年の2年間、モナコで共に戦ったエムバぺの存在が大きく、パリ・サンジェルマン移籍に向けてのサポートを行っていることや、ベルナルド・シルバのパートナーがパリでの生活を望んでいるとの情報から、移籍はかなり現実味を帯びたものとなっているようです。

マンチェスター・シティは移籍金を7500万ポンド(約128億3000万円)に設定し、グアルディオラ監督にとって貴重な戦力であるベルナルド・シルバの流出は避けたいところですが、本人の意思と適切なオファーが届けば移籍を容認する姿勢のようです。

チャンピオンズリーグ優勝を置き土産として、ベルナルド・シルバはチームを去ることになるのでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

ランダル・コロ・ムアニ(フランクフルト/フランス代表)

生年月日:1998年12月5日(24歳)
ポジション:CF、WG

身長187㎝のサイズと高い身体能力だけでなく、足元の技術の高さも生かし、自らドリブル突破するだけでなく、チャンスメイク力にも長ける、今シーズン評価急上昇中のアタッカーです。

当初カタールW杯のフランス代表メンバーには選出されていなかったものの、エンクンクの負傷離脱により、急遽追加招集され、W杯では3試合に出場し、準決勝のモロッコ戦でのゴールや、決勝のアルゼンチン戦でのアシストなど、活躍を見せました。

 

昨シーズン、ナントでリーグアン36試合に出場し、12得点5アシストと活躍。

今シーズンからフリーでフランクフルトに加入後、ここまでリーグ戦31試合に出場すると、14得点11アシストを記録、アシスト数はリーグ戦2位を記録しています。

前線でフィジカルの強さを活かし、ボールを収め、二列目のリンドストロム鎌田のチャンスを引き立てる活躍を見せています。

 

今シーズン開幕前はほぼ無名の状態だったものの、シーズンやカタールW杯での活躍により、一気にビッグクラブの注目の的となり、現在コロ・ムアニ獲得には、PSG以外にもマンチェスター・ユナイテッドバイエルン・ミュンヘンレアル・マドリードなど、錚々たるクラブが名乗りを上げています。

フランクフルトアクセル・ハルマンCEOは「9000万ユーロ(約133億円)ではなく、さらに高額な移籍金となるだろう。」とコメントし、当然ながらコロ・ムアニを安売りするつもりはないようです。

PSGはコロ・ムアニ獲得に向け、移籍金に加え、ビチャーブエキティケフランクフルトにトレードすることで、移籍金の引き下げを狙っているようです。

トップでも二列目でも存在感を出すことが出来るコロ・ムアニが加入すれば、エムバぺとの連携も楽しみですね。

この夏トップクラスの注目銘柄になりますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

ムサ・ディアビ(レバークーゼン/フランス代表)

生年月日:1999年7月7日(23歳)
ポジション:RWG、LWG、ST

昨シーズンは、ブンデスリーガで3位でフィニッシュしたレバークーゼンで32試合に出場し、13得点12アシストを記録、今シーズンもリーグ戦(第33節終了時点)32試合で9得点9アシストと、引き続きチームの攻撃陣の中心として活躍しています。

カタールW杯のフランス代表メンバー入りは逃しましたが、今年3月のEURO2024予選でも招集され、これからの活躍も期待されています。

 

スピードを生かしたドリブル突破を武器に、単にスピードで振り切るのではなく、緩急やテクニックを駆使して、積極的にサイドから仕掛けていきます。

またクロスの精度も高く、チャンスメーカーとしても定評があり、ここ数シーズンは従来のチャンスメイク力の高さに加え、得点力にもさらに磨きがかかっています。

 

元々、PSGの下部組織出身のディアビは2018-19シーズンにトップチームデビューを果たしましたが、当時は豪華な前線陣に割って入ることは出来ず、翌シーズンにレバークーゼンに完全移籍しました。

その後4シーズンがたち、世代別の代表のエース格だったディアビは、フランス代表でもレギュラーに食い込めるほどのアタッカーに成長を遂げました。

ディアビ獲得には、アーセナルニューカッスルも名乗りを上げていますが、古巣のPSG復帰とには、並々ならぬ思いもあることでしょう。

これまでPSGのRWGはメッシディ・マリアといったカットインタイプが多かったですが、ディアビのような直線的なタイプが入れば、面白いかもしれません。

ドリブルのスピードとキレは申し分なく、精度の高いクロスからのチャンスメイクも多くなってくることでしょう。

この夏、多くのビッククラブからの注目を集めている人気銘柄は来シーズンどこでプレーするのでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

CB

ミラン・シュクリニアル(インテル/スロバキア代表)

生年月日:1995年2月11日(28歳)
ポジション:CB

身長187㎝の強靭なフィジカルを武器に、対人また空中戦での強さを誇り、アグレッシブな守備を見せるCBです。

スピード不足はやや否めないものの、それを補う鋭い読みとポジショニングセンスを持ち、ビルドアップ能力も高く、現トッテナムコンテ監督が指揮をとっていた20ー21シーズン時から、インテルの不動の3バックの一角として活躍しています。

 

今シーズンもカタールW杯の中断期間に入る前まで、セリエA全15試合、チャンピオンズリーグ・グループステージ全6試合に出場して、キャプテンマークを巻く試合もあるなど、チームにおいて欠かせない戦力となっているシュクリニアルですが、インテルとの契約は今シーズン終了後に満了し、新契約締結の公式発表はまだありません。

 

シーズン開幕前の夏、そして冬の移籍市場ではPSGからの関心が何度も取り沙汰され、移籍金6000万ユーロ(約81億5000万円)のオファーを提示したものの、インテルの要求額には満たず、獲得実現とはなりませんでした。

インテルシュクリニアルとの契約延長交渉を行ってきましたが、シーズン終了後、契約満了でインテルを退団し、フリーでPSGに加入する流れが有力視されていました。

しかし現在は腰痛の影響で、3/14のチャンピオンズリーグ決勝トーナメントのポルト戦以降、公式戦の出場は無く、手術を受け戦線復帰を目指しているようですが、状況次第ではこの夏の移籍が破談になる可能性もあるようです。

3バックにも4バックにも対応できるシュクリニアルPSGへの加入が実現すればDFラインにとって大きな補強となりますが、どうなるでしょうか、今後の動向にも注目です。

 

 

ジャン・クレール・トディボ(ニース/フランス代表)

生年月日:1999年12月30日(23歳)
ポジション:CB

身長190㎝の長身を生かした空中戦と対人の強さを誇るだけでなく、スピードを武器にカバーリングの速さやスプリント勝負の強さも見せるCBです。

足元の技術の高さもあり、ビルドアップでの貢献度も高く、今年3月にはフランス代表にも初招集され、これからの飛躍が期待されています。

 

トゥールーズの下部組織出身で2018年7月に18歳でトップチームデビューを果たすと、2018-19シーズンのリーグ・アンの前半戦で10試合に出場し注目を集め、2019年1月にその才能に惚れ込んだバルセロナが完全移籍で獲得しました。

しかしバルセロナでは在籍1シーズンで公式戦わずか4試合に出場したのみで、その後シャルケベンフィカへのレンタル移籍を経て、2021年2月にニースにレンタル移籍で加入しました。

 

ニース加入後、20-21シーズンのリーグ・アン後半戦で15試合に出場すると、主力として活躍し、翌シーズンは完全移籍で加入、昨シーズンはリーグ戦36試合、今シーズン(第36節終了時点)はリーグ戦33試合に出場して、39歳の大ベテランのダンテと共に、16歳差のCBコンビを組み、今シーズンのリーグ・アンでリーグ2位の失点数(34失点)を記録する堅守を形成しています。

これまで燻っていた才能がようやく開花し、各方面から高い評価を得ています。

 

現在、トディボ獲得にはマンチェスター・ユナイテッドニューカッスルリバプールなどが名乗りを上げていますが、PSGには昨シーズンまでニースを率い、トディボを大きく成長させたガルティエ監督の存在が大きく、馴染みやすい環境であるといえるでしょう。

ガルティエ監督が来シーズン率いることがなくても、十分主力として活躍できるポテンシャルはありますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

CMF

セルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ(ラツィオ/セルビア代表)

生年月日:1995年2月27日(28歳)
ポジション:CMF、OMF

190㎝を超える大柄な体格からの強さと足元の技術の高さ、スペースに効果的に動く運動量、ビルドアップ力の高さ、加えて守備力の強さを兼ね備え、中盤の選手に求められる要素を高い水準で満たしています。

ワールドカップ・カタール大会のセルビア代表にも選出され、グループステージ3試合にスタメン出場し、1得点を記録しました。

 

2015年夏にラツィオに加入し、2016-17シーズン以降、リーグ戦30試合以上出場し続け、昨シーズンはリーグ戦37試合に出場し、11得点11アシストとラツィオ加入後、過去最高のパフォーマンスを見せました。

今シーズンもここまでリーグ戦(第36節終了時点)34試合に出場し、7得点8アシストと変わらないパフォーマンスを見せています。

欧州5大リーグでプレーする選手で直近3シーズンの得点数、ならびにアシスト数の合計がともに20を超えるのは、デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)とミリンコビッチ=サビッチの二人のみとなっており、世界でもトップクラスの才能を見せています。

 

とはいえ、ミリンコビッチ=サビッチとの契約は2024年6月末までとなり、ロティート会長は「セルゲイは1億2000万ユーロ(約176億3000万円)の価値があり、今後も高騰するはずだ。」と強気のコメントを貫いてきましたが、契約満了まであと1年を切ろうとし、ミリンコビッチ=サビッチも28歳と脂の乗った時期に入り、移籍金にある程度の折り合いをつけてでも、フリーでの流出を避けるために、放出に応じる可能性も出てきています。

ミリンコビッチ=サビッチの獲得には、PSG以外にもニューカッスルユベントスアーセナルチェルシーなどが関心を示しています。

ロティート会長も移籍金を4000万ユーロ(約59億8000万円)まで下げる可能性もあり、20代最後の年で、ビッグクラブ挑戦の道を進むかもしれません。

PSGとしては、ミリンコビッチ=サビッチを獲得して、攻守において高い貢献度を計算できる軸となるプレーヤーを置きたいところですが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

マヌエル・ウガルテ(スポルティング/ウルグアイ代表)

生年月日:2001年4月11日(22歳)
ポジション:DMF、CMF

身長182㎝の恵まれたフィジカルと機動力、豊富な運動量と優れた危機察知能力を活かして、高いボール奪取能力を発揮し、相手の攻撃の芽を摘み取る中盤の狩人です。

ボール奪取後の攻撃への切り替えも速く、推進力のあるドリブルで攻撃参加したり、正確なパスやボール捌きで上手くボールを散らしていきます。

出場はなかったものの、カタールW杯のウルグアイ代表メンバーにも選出され、次回大会では主力としての働きも期待されています。

 

母国ウルグアイのフェニックスから、ポルトガル・リーグのファマリカンを経て、今シーズンからスポルティングに加入し、加入1年目ながらレギュラーポジションを掴み、公式戦(5/25現在)47試合に出場しています。

昨シーズンから、ジョアン・パリーニャ(フラム)、マテウス・ヌネス(ウルブス)が抜けたスポルティングの中盤で、日本代表MF守田英正とボランチのコンビを組み、存在感を出しています。

 

今シーズンの開幕前の移籍市場では、ヴィティーニャレナト・サンチェスファビアン・ルイスソレールなどを獲得し、中盤の選手層を厚くさせましたが、守備に特化した選手は現スカッドの中にはおらず、ウガルテを獲得させることで、中盤の守備の強度を高める狙いがあるかもしれません。

リクルート部門を主導するルイス・カンポス氏の評価も高く、獲得に前向きに動いているようです。

ウガルテ獲得には、リバプールトッテナムアストン・ヴィラといったプレミアリーグのクラブも関心を示していますが、PSGが移籍金6000万ユーロ(約90億円)を支払い、5年契約での獲得に合意に達したとの報道も出ています。

PSG加入が正式発表となれば、中盤の守備面で大きな補強となりますが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

 

退団が予想される選手

次に、退団が予想される選手を取り上げます。

 

エル・シャダイル・ビチャーブ(フランスU-19代表)

生年月日:2005年5月16日(18歳)
ポジション:CB、DMF、LSB
移籍先候補:フランクフルト、ドルトムント

16歳で既に身長196㎝に達し、その強靭なフィジカルを活かした対人の強さだけでなく、足元の技術の高さとパス精度の高さを活かしたビルドアップ面での貢献も光る若き左利きのCBです。

CBだけでなく、LSBや中盤でも起用されるなど、様々なポジションで起用され、その評価を高めつつあります。

 

PSGの下部組織在籍時の昨年4月に、若干16歳11か月でリーグアンデビューを果たし、今シーズンから正式にトップチームに昇格すると、ここまで(第36節終了時点)リーグ戦11試合、チャンピオンズリーグ1試合に出場しています。

シーズン前半戦は途中出場の1試合のみとなっていましたが、カタールW杯中断期間から再開後のリーグ戦初戦となったリーグアン第16節ストラスブール戦ではLSBでスタメン起用され、後半戦にかけて徐々に出場機会を増やしてきました。

 

リーグ戦第16節ストラスブール戦では、63本のパスを成功させ、5回のタックルを成功させるなど、好パフォーマンスを見せ、ガルティエ監督も「彼は大きな可能性を秘めている。」と高く評価し、ビチャーブに対して大きな期待を寄せています。

とはいえ、PSGとの契約は現時点で2024年6月末までとなっており、PSGとしては契約延長の方向性であると予想されますが、出場機会をより増やしていくための移籍の可能性も捨てきれません。

現時点でビチャーブ獲得に名乗りを上げているのはフランクフルトドルトムントで、特にフランクフルトコロ・ムアニ譲渡の条件としてビチャーブを要求し、契約満了での退団が予想されるエンディカの後釜として獲得したいと考えているようです。

PSGとしても簡単に手放すことは考えておらず、放出するとしてもレンタル、もしくは買い戻しオプションをつけての移籍になるでしょう。

PSGの未来を背負うと期待される若手CBはこの夏チームを去ることになるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

マルコ・ヴェッラッティ(イタリア代表)

生年月日:1992年11月5日(30歳)
ポジション:CMF、DMF
移籍先候補:バイエルン・ミュンヘン、マンチェスター・シティ、ユベントス

広い視野を持ち、長短問わず正確無比なパス精度を武器に、中盤の底からゲームメイクしていくCMFです。

攻撃面でもさることながら、身長165㎝と小柄ながらも当たり負けすることなく、豊富な運動量でピッチを駆け回り、正確なタックルで相手からボールを奪っていくハードな守備も光っています。

 

2012年7月に、地元クラブである当時セリエBのペスカーラからPSGに加入し、在籍11シーズンとチーム最古参になり、公式戦通算(5/25現在)414試合に出場して11得点61アシストを記録しています。

チームに数々のタイトルをもたらし、中盤の主力として活躍してきたヴェッラッティは、今シーズンもリーグアン(第36節終了時点)27試合に出場しています。

 

しかし、今シーズンは得点、アシスト共になく、パフォーマンス低下が見られると共に、出場しなかったカタールW杯期間が終わり、チームに戻ってきた際にオーバーウェイトが発覚し、昨年12月に昇給が決まったばかりの最悪のタイミングということもあり、クラブ首脳陣も怒りを感じて、この夏でのヴェッラッティ売却の準備を進めているとの報道も出ています。

PSGとの契約は2026年6月末まで残っていますが、ここ最近のパフォーマンスに首脳陣だけでなく、ウルトラスも怒りを感じているようで、ヴェッラッティにもチャンピオンズリーグ早期敗退の責任があると訴えています。

19歳で加入したヴェッラッティも既に30歳になり、この夏での動きは大きな転換点となりそうです。チーム最古参のCMFはどんな決断を下すのか、今後の動向に注目です。

 

 

レナト・サンチェス(ポルトガル代表) → レンタル移籍(ローマ)

生年月日:1997年8月18日(25歳)
ポジション:CMF、OMF、RMF
移籍先候補:リバプール、ベンフィカ

強靭なフィジカルとスピードを生かし、推進力のあるドリブルで前線へと駆け上がっていくだけでなく、対人の強さや正確なタックルなど守備面での強さも見られ、ビルドアップでの貢献度も高いCMFです。

カバーリング範囲も広く、豊富な運動量で馬力のあるMFとして評価を得ています。

 

将来を嘱望され、バイエルン・ミュンヘンに引き抜かれたものの、思うような活躍をすることが出来ず、厚い壁にぶつかったかのように見えましたが、2019年夏にリールに移籍後、再び息を吹き返し、20-21シーズンのリールのリーグアン優勝に大きく貢献しました。

今シーズンはリール時代の恩師ガルティエ監督が率いるPSGへ完全移籍を果たし、2度目のビッグクラブ挑戦となりました。

 

しかし、ここまでリーグ戦(第36節終了時点)21試合に出場していますが、スタメン起用はわずか5試合のみとなっており、負傷離脱もありましたが、開幕前の積極的な中盤の補強で選手層を厚くした中で定位置を掴むには至らず、序列は低下しています。

現時点でレナト・サンチェス獲得には、リバプールや古巣ベンフィカが関心を示しているようです。

2度目のビッグクラブ挑戦も1年目のシーズンは失敗に終わりそうですが、まだ25歳と若く、中盤の再編成次第ではレナト・サンチェスにも巻き返しのチャンスはありそうです。

しかし、ビッグクラブでプレーするプレッシャーの弱さを指摘するメディアもあり、この夏での放出の可能性も否定できません。

レナト・サンチェスは来シーズン、どこでプレーすることになるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

カルロス・ソレール(スペイン代表)

生年月日:1997年1月2日(26歳)
ポジション:CMF、RMF、OMF
移籍先候補:アトレティコ・マドリード、ユベントス

二列目や中盤ではどこでもプレー可能なユーティリティ性を持ち、高い技術と献身性でチームに貢献してきた攻撃的MFです。

バレンシア在籍時は2シーズン連続で二桁得点を記録するなど得点力の高さもありますが、守備面でも持ち前の献身性や運動量を活かし、粘り強い守備対応を見せます。

 

バレンシアの下部組織出身で、2016-17シーズンで19歳でトップチームデビューを果たすと、一気に主力の座に上り詰め、在籍約6シーズンで公式戦通算226試合に出場し、36得点31アシストを記録、チームの攻撃を担う活躍を見せてきました。

この活躍を受けて、今シーズン開幕前の移籍市場終了間際に、PSGに移籍金1800万ユーロ(約25億円)の5年契約で加入しました。

 

しかし、中盤の厚い選手層に阻まれ、ここまでリーグ・アン(第37節終了時点)25試合に出場し、3得点3アシストと、バレンシア時代の輝きを見せるには至っていません。

バレンシア時代はトップ下やセカンドトップなど、前線に近い高い位置でのプレーもありましたが、今シーズンはインサイドハーフでの起用が主で、得点力は鳴りを潜めています。

カタールW杯のスペイン代表メンバーにも選出されたものの、3月のスペイン代表には招集外になったこともあり、本人も今シーズンのプレーと現状に満足しておらず、新天地を模索する可能性も出てきました。

現時点では、かつて獲得を目指していたアトレティコ・マドリードユベントスが再び関心を示しており、PSG側は移籍金として2500~2800万ユーロ(約36億3000万円~40億4000万円)を要求する姿勢のようです。

ソレールはわずか1シーズンでパリを後にしてしまうのか、今後の動向に注目です。

 

 

リオネル・メッシ(アルゼンチン代表) → 退団決定(インテル・マイアミ)

生年月日:1987年6月24日(35歳)
ポジション:RWG、CF、ST
移籍先候補:バルセロナ、アル・ヒラル、インテル・マイアミ

大きな期待を集めたものの、リーグ戦26試合で6得点と、得点数が二桁に届かず、ファンの期待を大きく裏切る結果となった昨シーズンとは打って変わり、今シーズンはリーグ戦(第37節終了時点)31試合で16得点16アシストと、毎試合得点に絡む活躍を見せています。

また代表でのキャリアの集大成として臨んだカタールW杯では見事36年ぶりの優勝に導き、充実したシーズンを送っているかのように見えました。

 

PSGとの契約が今シーズン終了後に満了となり、去就が注目されている中、チャンピオンズリーグ早期敗退を喫し、昨シーズンと同じくウルトラスの怒りの矛先がメッシに向けられてしまいました。

加えてクラブに無許可でサウジアラビアを訪問していたことが分かり、クラブから2週間の活動停止処分が科され、今シーズン終了後、契約満了により、PSGを去る可能性が高くなっています。

 

メッシの移籍先としては、アル・ヒラル(サウジアラビア)やインテル・マイアミ(MLS)に加え、バルセロナ復帰も囁かれています。

特にアル・ヒラルは年俸4億ユーロ(約591億8000万円)の巨額オファーを提示しましたが、家族は欧州にとどまりたいとの希望も強く、中東への移住に難色を示しているようです。

そしてバルセロナは、現在PSGから受け取っている給与の1/3のオファーながらも、選手放出で獲得資金を捻出し、メッシもそのオファーを受け入れる覚悟があるとの報道も出ています。

悲願のタイトル獲得という大きな期待をかけられたメッシでしたが、この2シーズンではビッグイヤー獲得に近づけることは出来ませんでした。

ファンの失望と怒りが残ったパリをあとにし、来シーズンは2年ぶりのバルセロナ帰還、もしくは欧州外でのプレーとなるのでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

ネイマール(ブラジル代表) → 退団決定(アル・ヒラル)

生年月日:1992年2月5日(31歳)
ポジション:LWG、OMF、ST
移籍先候補:ニューカッスル、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッド

2017年夏に、2億2000万ユーロ(約326億円)というサッカー界の歴史に残る高額な移籍金でPSGに加入したスーパースターで、圧巻のテクニック、ドリブル、スピードで華麗に左サイドを切り裂き、ゴールを量産してきました。

カタールW杯では、ペレが持つブラジル代表通算最多得点記録(77点)に並び、今後語り継がれるレジェンドの一人になりつつあります。

 

PSG加入後、在籍6シーズンで公式戦通算173試合に出場し、118得点77アシストを記録してきました。

今シーズンもリーグアン20試合に出場し、13得点11アシストを記録、シーズン途中まではチームを牽引する強力な“MNM”3トップで活躍していましたが、リーグアン第24節リール戦で足首の負傷を負い、その後手術を受け、一足先に今シーズン終了となってしまいました。

 

ここ数シーズンは負傷離脱も多く、メッシと共にネイマールもチャンピオンズリーグ早期敗退に対して批判の声が上がり、ウルトラスの一部がネイマールの自宅前に押しかけ、「ネイマール、出ていけ!」というチャントを歌ったという衝撃的な事件も起き、ネイマールの気持ちも退団に傾いているようです。

とはいえ、高額なネイマールの給与を払えるクラブはなかなかおらず、現時点ではニューカッスルマンチェスター・ユナイテッドをはじめ、プレミアリーグ移籍の可能性が取り沙汰されています。

PSGもここ2シーズン結果を出しておらず、ネイマールを放出するという大きな決断をすることによって、ファンに変革をアピールするのかもしれません。

ネイマールは来シーズンどこでプレーすることになるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

ウーゴ・エキティケ(フランスU-20代表)

生年月日:2002年6月20日(20歳)
ポジション:CF、LWG
移籍先候補:フランクフルト、ミラン、ニューカッスル

抜群のスピードを誇り、現地では“Next ムバッペ”と評している声も多くあり、加えて190㎝のサイズから、ポストプレーにも長け、足元の柔らかさや決定力の高さも武器としています。

CFだけでなく、スピードを生かしてLWGで起用することも出来ます。

 

昨シーズン、スタッド・ランスでリーグアン24試合に出場し、10得点3アシストを記録、一気にブレイクを果たしました。

将来性の高さも評価され、アーセナルドルトムントといった多くのビッククラブからの関心を集めていますしたが、PSGが買取オプション付きの1年レンタルで獲得しました。

豪華絢爛な“MNM”3トップのバックアッパーの立ち位置として、ここまでリーグアン(第37節出場時点)24試合に出場し、3得点4アシストを記録しています。メッシやネイマールの離脱もあり、カタールW杯の中断期間から再開後のリーグ戦ではスタメン起用も増えてきましたが、成長著しい若手CFに対して、プレー時間の少なさから成長を阻まないよう、出場機会を確保出来る他クラブでのプレーを勧める声も上がっています。

エキティケの買取オプションをまず行使するかどうか微妙な状況ですが、現時点でフランクフルトコロ・ムアニ移籍後の後釜に据えたいと、獲得に関心を示しているようです。

この夏の移籍市場ではメッシネイマールが抜けることも予想されており、PSGでのエキティケの出場機会も増えるかもしれませんが、どうなるでしょうか、今後の動向に注目です。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか。

 

今回は、2023年夏のパリ・サンジェルマンの最新移籍情報と補強ポイント狙っていると噂の獲得候補選手退団が噂される選手を取り上げました。

 

「パリ・サンジェルマンはビッグクラブではない」。そう言われ続けたパリ・サンジェルマンがビッグクラブとして誰しもが認められるためにも、チャンピオンズリーグ優勝は必須の条件となります。

資金力では欧州もしくは世界の中でもトップクラスですが、単に一時的にスタープレーヤーを集めるだけでなく、この先何十年も強さを保ち、愛されるクラブになるためにも、この夏の移籍市場での動きは非常に重要になります。

 

現時点では、わずか1シーズンでガルティエ監督を解任し、ジダン氏をはじめ新監督を探しているとの報道も出ていますが、結果が出なかったのでクビにするというフロントの姿勢も今シーズン限りにしてほしいところですね。

有望な若手も多く輩出している育成部門の充実も一筋の光として捉え、欧州の舞台でタイトル戦線に最後まで絡むことができるチーム力を付けることを期待したいと思います。

“MNM”の豪華スリートップの解体が噂されているこの夏の移籍市場はPSGにとって一つの転換点となるでしょう。

今後はエムバぺを軸にしたチーム造りになると思いますが、エムバぺがただ一人気を吐くシーズンにならないよう、来シーズンは期待したいと思います。

この夏の移籍市場でのPSGの動き、そして来シーズンでの戦いぶりにも注目していきましょう。

 

他に気になるチームはありますか?

プレミアリーグ(イングランド)

 

ブンデスリーガ(ドイツ)

 

リーガエスパニョーラ(スペイン)

 

セリエA(イタリア)

 

リーグアン(フランス)

いつもありがとうございます!

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