pzig皆さん、こんにちは。
日本では徐々に規制が緩和されつつあり、元の生活への第一歩を踏み出した感があるものの、まだ予断を許さない状況ですから、不安な日々が続いていますね。
私たちの愛してやまない海外サッカーもリーグ毎に再開へ向けて動き出してはいるものの、依然選手・スタッフから陽性者が発覚するなど、一進一退の状況が続いているようです。
世界的に苦しい状況はまだまだ続いていますが、今回は一足早くリーグ戦を再開したブンデスリーガから、近年の躍進が著しい「RBライプツィヒ」についてご紹介していきたいと思います。
記事のトピックは以下の4つです。
- ライプツィヒの最新の現状
- 噂の補強選手はどうなる?
- 退団選手も予想!
- まとめ
の順にお伝えします。
Contents
ライプツィヒの最新の現状
それではまず、ライプツィヒの今シーズンについて、簡単に振り返っていきましょう。
ナーゲルスマン就任でチームは更なる高みへ
今季から、ホッフェンハイムで指揮を執っていた若き指揮官、ユリアン・ナーゲルスマンが新監督に就任したライプツィヒ。
前監督のラルフ・ラングニックの作り上げた完成度の高いチームを引き継ぐという難しいミッションでしたが、若干32歳のナーゲルスマンはその仕事を見事にやってのけたといえるでしょう。
彼は「ポゼッション」そして「プレッシング」に重きを置いたチーム作りを進め、「ポゼッションすることで、プレッシングの強度を保つ」、「プレッシングに行けるから、ボールを奪い返して保持できる」という循環構造を作り上げました。
ホッフェンハイム時代に採用していた3-3-2-2の布陣を敷き、緻密に計算された「ポゼッション&プレッシング」フットボールはブンデスでもCLでも威力を発揮し、チームはブンデスリーガで現在2位、CLでもモウリーニョ率いるトッテナムを叩きのめすなど、着実にビッグクラブへの階段を登っているといえます。
ラングニック時代ももちろん成功といえますが、ナーゲルスマン指揮下のライプツィヒは、更なる「進化」を予感させる快進撃をみせているといえるでしょう。
真のトップチームになるべく、来季は挑戦のシーズンに
もちろん、再開した今季の残りを乗り切り、来季は更に弾みをつけるシーズンとしたいところですが、今夏の移籍市場ではヴェルナーを始めとした主力選手数人が流出する可能性があります。
特にヴェルナーについてはチーム内の得点王であり、押しも押されもせぬエースですから、彼がチームを抜けることになれば、その穴を埋める補強は必ず必要になってきます。
真のトップチームというものは、主力が移籍しても、必ずその穴を埋めてチーム力を維持する準備が整っているもの。
だからこそ、主力が抜けて臨むことが予想される来シーズンは、補強を行うフロントを含め、ライプツィヒというクラブにとって真価が問われるシーズンになってくるのではないでしょうか。
噂の補強選手はどうなる?
ここからは、今夏の移籍マーケットでライプツィヒへの加入が噂される選手たちを数人ご紹介していきたいと思います。
①ミロ・ラシツァ(ブレーメン)
ライプツィヒ、ブレーメンの23歳ラシツァ獲得で合意へ…移籍金は23億円 https://t.co/nR3a9csO2Q
— じぇいびー (@zakki_soccer) May 12, 2020
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1人目にご紹介するのは、ブレーメンで活躍する23歳の俊英、ミロ・ラシツァです。
彼は抜群のスピードを活かした切れ味の鋭い大胆なドリブル突破を武器とする選手で、ウイングポジションを主戦場としています。
一説には既にライプツィヒと個人合意しているとされていますが、まだ公式に契約とは至っていません。
ライプツィヒ側にもヴェルナーの去就が気にかかっており、ラシツァとの交渉をストップさせているのかもしれませんね。
しかしながら、プレイスタイル的にはヴェルナーに相通じる部分もあるラシツァですし、加入することになればライプツィヒのスタイルにフィットすること間違いなしでしょう。
②ジーン・クレア・トディボ(シャルケ04)
移籍決定
バルサの20歳DFトディボ、シャルケへ今季終了までのレンタル移籍が決定…https://t.co/dRGVU8wjWt編集部より
「トディボは昨冬にトゥールーズからバルセロナへ加入していました」 pic.twitter.com/Ndw9ZYR29n— サッカーキング (@SoccerKingJP) January 16, 2020
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続いては、バルセロナで将来的に「ピケの後継者」になることが期待されている20歳のCB、ジーン・クレア・トディボです。
彼は昨年1月に引く手あまたの中からバルセロナへの移籍を決め、既にトップチームデビューも果たしています。
そして、今年の1月からは武者修行のため、ライプツィヒと同じブンデスリーガのシャルケへのレンタル移籍を選択しました。
プレイスタイルとしては「ピケの後継者」の名に相応しく、190㎝の恵まれた体躯を活かした鋭いボール奪取能力に加え、柔軟な足元のボールスキルを兼ね備えた非常にモダンなタイプのディフェンダーだといえます。
ライプツィヒは彼の獲得に興味を示していると報じられているものの、レンタル元のバルセロナが才気あふれるトディボを手放す可能性は非常に低く、交渉は難航することが予想されます。
しかしながら今夏の退団が囁かれるウパメカノの後釜としてはうってつけの人材ですから、ライプツィヒ側が獲得に本腰を入れても不思議はないでしょうね。
③パトリック・シック(RBライプツィヒ/レンタル移籍中)
『ライプツィヒ、シックを完全移籍での獲得へローマは30億円を要求も…』
ローマはムヒタリアン、冨安獲得のため財源を求めています…
詳しくはこちらhttps://t.co/4qTH32IIOF
— FOOTBALL TRIBE JAPAN (@FootballTribeJP) May 14, 2020
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最後にご紹介するのは既にASローマからライプツィヒへレンタル移籍中のシックです。
レンタル元のローマでは中々本来の輝きを放てず苦しんでいましたが、ライプツィヒへレンタル移籍をすると復調。
ヴェルナーの傍でプレーすることで別人のような活躍を見せ、チームに欠かせない戦力として貢献しています。
プレイスタイルとしては個の打開力が非常に高いプレイヤーで、迫力ある突破や思いきりの良いシュートを持ち味とする選手です。
この活躍でライプツィヒも本格的にシックの買取オプションを行使することに決めたとされており、既に約20億円のオファーをローマに送ったと言われています。
しかしローマの要求額は30憶円とまだ開きがあるため、移籍金の折り合いについてはマーケットが開いてから、ということになるかもしれません。
いずれにせよ、ナーゲルスマン政権で輝きを放っている彼が完全にライプツィヒの選手となってくれれば、心強い補強となることは間違いない筈です。
2020年新加入決定選手
GK
- ジョゼップ・マルティネス ← ラス・パルマス
DF
- ベンヤミン・ヘンリクス ← モナコ
MF
- ラザール・サマルジッチ ← ヘルタ・ベルリン
FW
- ファン・ヒチャン ← レッドブル・ザルツブルク
- ジャスティン・クライファート ← ローマ
- アレクサンダー・セルロート ← クリスタル・パレス
退団選手も予想!
ここからは変わって、ライプツィヒ退団が噂されている在籍選手たちについてお話していきたいと思います。
①ティモ・ヴェルナー → 退団決定チェルシー
ヴェルナーはリバプール移籍を望んでいる。夏にコロナの影響で、リバプールが動けずリバプール移籍が実現しなくても、他クラブへの移籍はせず残留を選ぶ。彼は一年待ってでもリバプールへの加入を望む。本気だ。
(@David_Ornstein )https://t.co/NVbZGKGRGB— LFC BELIEVER (@King47Ynwa) May 16, 2020
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まずは今夏、欧州のマーケットでも再注目株の一人とされるチームのエース、ヴェルナーです。
既に彼の移籍希望は公然の事実となっており、遅くとも来年までにはライプツィヒを去ることがほぼ確実とされています。
気になる移籍先としてはリヴァプールやバイエルン、マンチェスターユナイテッド、チェルシー、インテルなど名だたるビッグクラブの名前がこぞって挙げられていたものの、ヴェルナー本人はリヴァプール移籍を熱望しているとされており、最近ではリヴァプール以外への移籍の線はかなり薄いと見られています。
しかし新型コロナウイルスの影響もあり、リヴァプール側がライプツィヒの要求額を支払うかはまだ不透明。
ヴェルナー本人も今夏リヴァプール移籍が叶わないのであれば、もう1年ライプツィヒに残留することを希望しているとされており、最近では残留の可能性も高まりつつあります。
いずれにせよ、欧州屈指のストライカーに成長したヴェルナーが近いうちにドイツ国外のクラブへ活躍の場を移すことは、ほぼほぼ確実といえるでしょう。
②ダヨ・ウパメカノ
Meanwhile, Leipzig have lowered Dayot Upamecano’s asking price from €60m to €40m, which could be a problem for Bayern as it’s possible he wouldn’t be on the market anymore next year [@SPORTBILD] pic.twitter.com/bHNan6piVX
— Bayern & Germany (@iMiaSanMia) May 5, 2020
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続いては、ブンデスリーガでも指折りのCBへと成長した有望株、ウパメカノです。
彼もヴェルナーと同じく欧州のビッグクラブから熱視線を送られている逸材で、特にプレミアリーグ方面からの強い関心が報じられています。
マンチェスターユナイテッドやアーセナル、チェルシーといったクラブが手を挙げているようですね。
確かにウパメカノは高い身体能力を活かした無理の利くプレーが出来ますし、水準以上の足元のスキルも兼ね備えています。
ブンデス以上に当たりが激しくゲームスピードも速いプレミアに充分適応し得るポテンシャルを兼ね備えていますから、イングランドからの関心はある意味必然であるといえます。
ウパメカノ自身、まだ21歳ということもあり、よりレベルの高いリーグで自分を試したい気持ちも持っているのではないでしょうか。
いずれにせよ、ライプツィヒ側ではもちろん、今夏ヴェルナーと同じく最優先で慰留に努めたい主力の一人ですね。
③ユスフ・ポウルセン
Yussuf Yurary Poulsen’s goal in the 59th minute lifts Denmark to victory.#WorldCup pic.twitter.com/hQBCIG2bK2
— theScore (@theScore) June 16, 2018
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最後は、ヴェルナーの「相棒」であるFW、ポウルセンです。
2013年に当時3部だったライプツィヒへ加入し、以来プレーを続けてきた「古株」プレイヤーの一人です。
ただし、今季はシックの加入で新年度以降はベンチスタートも多くなり、絶対的な立ち位置ではなくなっています。
それに伴って「ビルト」紙はポウルセンがライプツィヒへ移籍を志願したという報道を出し、移籍が噂されましたが、これをポウルセン本人は公に否定。
しかし25歳という選手としては盛りの年齢に差し掛かっていることもあり、本心ではもっと出場機会を得られるクラブへ、と考えている可能性は否定できません。
移籍先としてはイングランドの複数クラブが候補として挙がっていましたが、果たして真相はどうなっているのでしょうか。
答えは今夏の移籍マーケットで解き明かされるかもしれません。
2020年退団決定選手
GK
- イヴォン・ムヴォゴ → PSV
DF
- イーサン・アンパドゥ → チェルシー
MF
- トム・クラウス ← ニュルンベルク
- ハネス・ヴォルフ ← ボルシアMG
FW
- ティモ・ヴェルナー チェルシー
- パトリック・シック ← ローマ
- アデモラ・ルックマン ← フルアム
2020-21シーズンの試合はこちらで確認できます↓
ブンデスリーガ2020-21のネット・テレビ放送予定まとめ!無料視聴方法や見逃し配信も調査!
まとめ
さて、いかがだったでしょうか。
今回は、『ライプツィヒ2020最新移籍情報まとめ!噂の獲得候補・退団選手の補強リストも調査!』と題しまして、RBライプツィヒ の最新移籍情報をお伝えしました。
ライプツィヒはここ数年の躍進が著しいクラブということもあり、それからファンになった方も多いことでしょう。
これからもっと活躍していけば、日本でのファンも急増すること間違いなしです。
来季もナーゲルスマン率いるライプツィヒから目が離せませんね。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう。
他に気になるチームはありますか?
プレミアリーグ(イングランド)
ブンデスリーガ(ドイツ)
リーガエスパニョーラ(スペイン)
セリエA(イタリア)
リーグアン(フランス)
いつもありがとうございます。
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