皆さん、こんにちは。
現在、リーグ戦やカップ戦を含め、欧州サッカーは一時的に延期という状況が続いていますね。
事態が収束に向かい、再開を待ち遠しく感じている日本のサッカーファンの方々も、沢山いらっしゃると思います。
こういった状況下において、メディアやファンの注目は自然と「夏の移籍市場」へと向けられていますね。
ということで、今回はイングランドの名門「マンチェスターユナイテッド」にスポットを当てていきたいと思います。
ご紹介する内容は以下になります。
- 夏の補強ポイントはどこにある?
- 夏の移籍市場で獲得が噂される選手まとめ!
- 退団選手予想
- まとめ
の順番にお伝えしていきます!
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マンチェスターユナイテッド2020冬に噂の移籍候補・退団リスト一覧!最新情報と補強ポイントもまとめ!
Contents
補強ポイントはどこにある?
それでは、現在ユナイテッドの補強ポイントについて早速みていきたいと思いますが、
ここで簡単に、今期のユナイテッドの現状と、そこから導き出される課題について考えてみましょう。
マンチェスター・ユナイテッドの現状と課題
①現状について
スールシャール体制になってから初めてプレシーズンから腰を据えてチーム作りに入り、シーズン本番に入った今季。
ユナイテッドが選んだのは、「縦に早い」フットボールでした。
インテンシティの高い守備でボールを奪い、それを間髪入れずにスピードに長けた前線のダニエル・ジェームズやマーカス・ラッシュフォードへ渡してゴールに繋げる。
こうした戦術は、上位陣相手にはかなりの効果を発揮しました。
リヴァプールやマンチェスターシティといった「ビッグ6」相手の対戦成績は何と「7勝3敗2分」と、無類の強さを発揮しています。
今月行われたマンチェスター・ダービーでもシティを2‐0で破り、サー・アレックス・ファーガソン体制下だった2009/2010シーズン以来初めてシティ相手にダブルを達成したことも、記憶に新しいでしょう。
こうした上位陣相手の好成績は、「守備から入る」試合ではスールシャールの採用したカウンター・フットボールが機能していることの裏付けでもあります。
しかし、上位陣相手にこれだけの成績を残しながら、今季のリーグテーブルでは現在5位に留まっており、4位につけるチェルシーとは勝ち点3差と、来季のチャンピオンズリーグ出場権を得るにはもう1つ踏ん張らなければなりません。
そして、5位という現状の順位は、ユナイテッドが今季下位チーム相手に不安定な戦いを繰り返してきたことに起因しています。
この下位チーム相手の取りこぼしにこそ、現在のユナイテッド課題というものを如実に物語っているのです。
②ユナイテッドが抱える課題とは
それはズバリ、引いた相手に対しての崩しのアイデアが乏しいことにあります。
俗にいう「ボトム10」のチームと対戦する際、相手チームはまず引いて守って「失点しない」戦いを挑んできます。
これはつまり、ユナイテッドが上位陣相手にやっていることを、下位チームがユナイテッドにしてきているということです。
「引く側」と「崩す側」の立場が逆転した時、今季ここまでのユナイテッドは弱点を露呈してきました。
ボールをもって一からゲームを作っていく展開でのユナイテッドはアイデアに乏しく、ただゴール前で右から左へボールを回しているだけ、という光景が目にされたのは、一度や二度ではありません。
結果、1点を取るのに手こずっている間に相手のカウンターを食らって失点し敗戦、または引き分けに終わる、ということが非常に多く、それが現在の順位にも繋がっています。
相手に引かれた時の崩しが課題であったことは間違いありませんが、年明けまでのチームにはその状況を打破する創造性を持った選手がいなかったこともまた事実。
トップ下に入ることの多かったジェシー・リンガードやアンドレアス・ペレイラでは、バイタルエリアでアイデアを発揮できず、実力不足を露呈していました。
ポール・ポグバはモチベーションに疑問符がつき、且つ今季早々に怪我で長期離脱を余儀なくされました。
そうした今季の不安定な戦いぶりにフラストレーションを溜めていたファンは世界中に沢山いたはずですが、
そこに希望をもたらしたのが、冬の移籍市場で加入したブルーノ・フェルナンデスです。
③ブルーノ・フェルナンデスがもたらした光明
ポルトガル代表のブルーノ・フェルナンデスは冬にスポルティング・リスボンから完全移籍でユナイテッドにやってきました。
彼はトップ下からインサイドハーフまで中盤の幅広いポジションでプレーすることの出来るMFで、得点力にも秀でています。スポルティング時代には83試合で39得点と、ほぼ2試合に1得点ペースという驚異的な数字を残しました。
彼が加入し、即チームにフィットしたことで、ユナイテッドは少しずつ、抱えていた「崩し」の課題を克服しつつあるように見えます。
直近のユナイテッドの試合を観てみると、ブルーノ・フェルナンデスがとにかく「嫌な位置」に顔を出し続けていることが分かると思います。
彼は試合中縦横無尽に動き回り、相手のDFとMFの間にポジションを取り続け、ボールを引き出す動きをします。
そしてシンプルにボールをはたくことも出来れば、意外性のある1発のパスで局面を打開することも。
彼がそうした動きを見せ続けることで、ボールを持つ側にまわった時の「単調さ」が少しずつ改善されつつあるように見えますね。
「ファーギー・ベイブス」の一人として活躍したユナイテッドのレジェンド、ポール・スコールズも、ブルーノ・フェルナンデスのインテリジェンスを手放しで賞賛していました。
フレッジやマクトミネイ、マティッチといった底を支える中盤の選手も信頼してブルーノにボールを預けているようにも見えますし、マルシャルやジェームズといった前線の選手たちも、ブルーノがボールを持った時には迷いなく裏へと走る動きが出来ています。
ブルーノ自身もユナイテッドに加入してから早速3得点4アシストと、好調な船出を見せていますし、ファンからも絶大な人気を誇っています。
「最後のピース」であったブルーノ・フェルナンデスが加入したことによって、ユナイテッドは抱えていた課題を克服しつつあると言えるかもしれません。
導き出される補強ポイントは?
ブルーノ・フェルナンデスの加入によってかねてから抱えていた課題が改善しつつあるとはいえ、夏の移籍市場で補強しておきたいポイントはいくつかあります。
このコーナーの最後で、筆者の独断と偏見を交えたユナイテッドの補強ポイントを、ポジション別にご紹介していきたいと思います。
①右ウイング
現在ユナイテッドでウイングポジションをこなせるのは、以下の選手たちになります。
- ダニエル・ジェームズ
- マーカス・ラッシュフォード
- アントニー・マルシャル
- メイソン・グリーンウッド
と、これだけ見ると駒自体は揃っているように見えるのですが、実は彼らの適正に問題があります。
というのも、上記の選手たちの中に「右ウイング」を適正ポジションとしているメンバーが一人もいないのです。
ラッシュフォードやマルシャルは左ウイングを主戦場としており、ドリブル突破からのカットインシュートなどを得意としています。
ダニエル・ジェームズは右ウイングもこなせますが、出場した試合を見る限り、彼も左に置かれた時の方がのびのびとプレーしている印象を受けますね。
また、ユナイテッドの至宝とも言える18歳の新星、グリーンウッドは左利きのアタッカーということもあり、右ウイングでのプレー自体は可能です。現に、起用された多くの試合では右ウイングでの出場が多かったように見受けられます。
しかしながら、彼の特徴は正確無比且つ強力な左右のシュート力と、ゴール前でのクイックネスを活かした切り返しにあると筆者は考えます。
彼の持ち合わせている特徴を考えてみると、やはりセンターフォワードでの起用が一番活きてくるのではないかと思われるのです。
上記の点から、「右ウイング」に適性のあるアタッカーが現在のスカッドには欠けています。
様々な噂があがっていますが、夏の移籍市場に向けた補強ポイントの1つ目はやはり、右ウイングと言えるでしょう。
②センターフォワード
センターフォワードも同様に補強ポイントに挙げられます。
その理由は「ストライカーの不在」に尽きますね。
現在はアントニー・マルシャルが1トップのポジションをこなしてはいますが、彼は本来左ウイングを主戦場とする選手。
センターフォワードでの起用を見る限り、ポストワークやオフザボールの動きの質に物足りなさが残ってしまいます。
冬の移籍市場では上海申花から元ナイジェリア代表のオディオン・イガロを獲得し、彼自身は早速フィットしてチームに溶け込み、且つ結果も残しています。
フォア・ザ・チームの精神で尽くす事の出来る貴重な選手ですし、穏やかな人柄もファンの心をガッチリ掴んでいます。
しかしながら来季以降、「絶対的なストライカー」としてイガロを据えるのか、という点については、疑問符が付くかもしれません。
上記の点から、「シーズン20点以上」が期待できるセンターフォワードの獲得を、筆者は提言したいと思います。
③アンカー
最後にご紹介する補強ポイントはアンカーポジションです。
現状のスカッドではインサイドハーフのポジションをフレッジ、マクトミネイ、マティッチの3人で回す場合が多く、ほとんどの試合にこの3人のいずれか2人が出場しています。
しかしながら、フレッジとマクトミネイはどちらかというとハードワークに定評がある選手で、マティッチも中盤の底でフィルターとして機能することが得意な選手です。
つまり現在のところ、「底からボールを配れる」タイプのアンカーはいないということになります。
来季以降、「ゲームをコントロールして勝つ」ということを見据えるのであれば、往年のポール・スコールズやマイケル・キャリックのような、試合の流れを読み、的確にボールを配給できるゲームコントロールに長けたアンカーの獲得を試みるのも、戦術の幅を広げるという意味では必要かもしれません。
夏の移籍市場で獲得が噂される選手まとめ!
それでは、ここからは夏の移籍市場でマンチェスター・ユナイテッドが獲得を画策しているとされる選手たちを紹介していきたいと思います。
①ジェイドン・サンチョ (ボルシア・ドルトムント)
祝20歳!サンチョ10代での偉業!
■昨シーズン
リーグ12得点14アシスト。
公式戦13得点19アシスト。
アシスト王&リーグ年間ベストイレブン。
■今シーズン
リーグ:14得点15アシスト
公式戦:17得点19アシスト
10代でブンデス通算25ゴールを達成した初の選手。2017年のU-17欧州選手権で大会MVP。 pic.twitter.com/T98Brkh8mA
— nao (@nao81575115) March 26, 2020
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夏の獲得候補筆頭と目されているのが、イングランドの次世代を担うアタッカー、ジェイドン・サンチョです。
彼はドリブル突破を得意としていますが、そのドリブルはリズム感が独特で、掴みどころのない動きで敵を翻弄します。
右ウイングを主戦場としていることも、ユナイテッドの獲得候補筆頭になっている重要なポイントと言えるでしょう。
プレミアリーグのその他のビッグクラブも獲得に関心を示していると噂されますが、今のところユナイテッドが移籍先の第一候補にはなっているとのこと。
もし移籍が実現することになれば、ユナイテッドを代表するアイコニックな選手になることは間違いありません。
②ジュード・ベリンガム (バーミンガム)
【トピック】ドルトムント熱視線の逸材MFベリンガムがユナイテッドの練習施設を見学
#ドルトムント が熱視線を送っているという #ベリンガム が #マンチェスター・ユナイテッド の練習施設を見学したとのこと。
詳細https://t.co/SlO0K5BLCa pic.twitter.com/vJpCQjjJUQ
— 超ワールドサッカー (@ultrasoccer) March 10, 2020
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続いてご紹介するのはイングランド2部のバーミンガムでプレーするジュード・ベリンガムです。
彼は何とまだ16歳。それでもバーミンガムの主力として活躍しています。
出足の早い守備に長短を織り交ぜたパススキル、長い手足を活かした豪快なドリブル突破と、様々な能力を高水準で備えたスケールの大きなMFです。
最近ではユナイテッドの練習場を見学しに訪れたとも言われており、その際にはあのサー・アレックス・ファーガソン元監督も同席し、直々にベリンガムと話をしたとか。
ベリンガムが他のクラブの練習場を見学しに訪れたという話は他にあがっていませんから、獲得レースではユナイテッドが一歩リード、と言っていいかもしれません。
③ジャック・グリーリッシュ (アストン・ヴィラ)
目玉補強!
マンU、MFグリーリッシュの獲得に動く…アストン・ヴィラと接触か
https://t.co/LNko01zMJY編集部より
「#アストン・ヴィラ で背番号『10』を背負う現在24歳の #グリーリッシュ は、今シーズンのプレミアリーグで25試合出場7得点を記録しています!」 pic.twitter.com/HWILZW4Jyo— サッカーキング (@SoccerKingJP) March 5, 2020
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続いてはアストン・ヴィラで10番を着けるジャック・グリーリッシュです。
彼もユナイテッドの夏のターゲットとして盛んに報じられていますね。
特徴としてはスラロームのようにスルスル抜けていくタッチの細かいドリブルや、抜群のポジショニングセンスが挙げられるでしょうか。
「イングランドのイニエスタ」とも称されるグリーリッシュは現在24歳、実力はもちろん、年齢的にもビッグクラブへ挑戦するのにちょうどいいタイミングかもしれません。
もし彼がユナイテッドに来ることになれば、ブルーノ・フェルナンデスと共にアイデア豊かな中盤を構成してくれることは間違いないでしょう。
④ジェイムズ・マディソン (レスター)
コメント
レスター指揮官、マディソンらの放出を否定「誰も出ていかないだろう」https://t.co/RKk9T7ntZH編集部より
「レスターのMFジェームズ・マディソンやDFベン・チルウェルらは今冬での他クラブ移籍が噂されています」 pic.twitter.com/SkUWNrdtl8— サッカーキング (@SoccerKingJP) January 4, 2020
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最後にご紹介するのはジェイムズ・マディソンです。
彼は昨夏の移籍市場でもマグワイアと共に獲得候補として名前があがっていました。
結果的にはマグワイアの移籍のみが実現し、マディソンの方はあくまでも「噂」の範疇に留まりましたね。
しかしながら、現在でもユナイテッドへの移籍話が度々報じられており、水面下での動きは依然として続いている可能性があります。
プレースタイルとしては「現代的なトップ下」という表現が一番適当でしょうか。パス、ドリブル、シュート、どれを取っても高水準で、且つチームの為にハードワークすることも厭いません。
フリーキックでも強みを発揮できる選手になりますので、ブルーノ・フェルナンデスと共に高いクオリティのプレースキックを期待できるでしょう。
問題としては、かなり高額になることが予想される移籍金をクリアできるかどうか、という点になるかもしれませんね。
番外編―この選手が来たら面白い?
①エディソン・カバーニ
勝手に表彰!
グループFのMVPというか印象に残った選手はカバーニ!
ネイマール&ムバッペが3Gずつあげてる中で1試合で4Gと強烈な印象を残す試合をしました! pic.twitter.com/dUOxV9tK17— sayun(ウイイレCL開催中) (@winningelevenCL) March 25, 2020
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先程の補強ポイントの項目でセンターフォワードを挙げさせていただきましたが、そのポジションに獲得したい選手の条件としては「シーズン20得点以上が期待できる」「経験豊かなベテラン」の2点になると思います。
獲得するからにはもちろん、フォワードに期待したいのは「得点」です。
そしてもう一点、「ベテランであること」も条件に挙げさせていただきました。
というのも、現在ユナイテッドにはメイソン・グリーンウッドという「大器」が在籍しています。
試合を観たことのある方なら、彼の才能が如何に大きなものかを分かって頂けると思います。
「大げさだよ」と思う方も中にはいるかもしれませんが、筆者はグリーンウッドの才能がキリアン・ムバッペやエリック・ハーランドにも比肩するものであると考えています。
だからこそ、グリーンウッドには毎シーズンある程度の経験を積みつつ、数年後にユナイテッドを背負って立つストライカーに成長して欲しいのです。
そのために、来シーズンからの数年間ユナイテッドでセンターフォワードを務めるプレイヤーには、ある程度の得点数が期待でき、且つその経験をグリーンウッドに還元できることが必要になります。
今回候補に挙げたカバーニはナポリやパリサンジェルマンで得点を量産し続けてきた言わずと知れたワールドクラスのストライカーで、経験も豊富なベテラン選手です。
年齢的にも現在33歳と、「数年後」にグリーンウッドと代替わりすることを見据えればちょうどいい年齢だといえます。
最近では移籍の噂もいくつかあがってきていますから、この機に乗じて夏の市場で獲得すれば、必ずユナイテッドにとって大きな戦力になる筈です。
2020年新加入決定選手
GK
- ディーン・ヘンダーソン ← シェフィールド・ユナイテッド
DF
- マルコス・ロホ ← エストゥディアンテス
- アレックス・テレス ← ポルト
MF
- ドニー・ファン・デ・ベーク ← アヤックス
- ファクンド・ペリストリ ← ペニャロール
FW
- エディソン・カバーニ ← パリ・サンジェルマン
退団選手予想
それでは、ここからは少し話題を変えて、今夏の移籍市場でユナイテッドからの退団が噂される選手たちを何人かご紹介していきたいと思います。
①ジェシー・リンガード
移籍の噂
リンガード、在籍20年のマンUを退団?…アトレティコとローマが獲得に関心https://t.co/bLly7eeTiS編集部より
「ロシアW杯を境にパフォーマンスが落ち込む #リンガード は、#マンチェスター・U との契約更新を望む一方で、本調子を取り戻すための移籍も視野に入れているようです」 pic.twitter.com/cMziKqeUaF— サッカーキング (@SoccerKingJP) February 4, 2020
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今夏の退団候補の筆頭にも挙げられるのがリンガードでしょう。
ブルーノ・フェルナンデスの加入後、出場機会が激減しており、且つ本人もスールシャールが就任した直後から、リーグ戦でのゴールから遠ざかっているなど、結果が残せず苦しんでいます。
さらに折し悪く昨夏のオフの期間にはプライベートでファンの不興を買い、ピッチ外での悪印象ばかりが目立つようになってしまいました。
現在の代理人を務めるのは、ポグバの代理人なども務めるあのミーノ・ライオラ。ユナイテッドとの折り合いの悪さで知られる代理人です。
ファンからの不人気はもう修復不可能なレベルといってもよく、彼がSNSに投稿したり、ユナイテッドの公式アカウントが彼の写真などを投稿すると、とてつもない数の誹謗中傷が飛び交っています。
本人は幼い頃からユナイテッドでプレーしてきたこともあり、残留を希望するかもしれませんが、客観的には今夏に他のクラブへ活躍の場を移すのが双方にとって良いのではないかと思われ、退団候補の筆頭に挙げさせていただきました。
②フィル・ジョーンズ
【公式】ユナイテッド、闘う男フィル・ジョーンズと契約延長https://t.co/82fpHvmY7c
ユナイテッドがイングランド代表DFフィル・ジョーンズ(26)との契約更新を正式発表。新契約は2023年6月まで。1年の延長オプションが付随。[@ManUtd]#フィル・ジョーンズ #マンチェスターU #超WS海外移籍 pic.twitter.com/tjgHfmPyQZ— 超ワールドサッカー (@ultrasoccer) February 8, 2019
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続いてはフィル・ジョーンズです。
ファーガソン政権下の2011年、ブラックバーンから「ジョン・テリー2世」の触れ込みでユナイテッドに加入した彼は、現在のスカッドでも最古株の一人になります。
しかしながら加入から今に至るまで、ユナイテッドのDFラインを背負って立つような活躍を見せたことは一度もなく、本人の激しいプレースタイル上、慢性的な怪我にも悩まされてきました。
今季はハリ―・マグワイア加入の余波をもろに受けており、公式戦の出場機会が殆どありません。
最近ではニューカッスル・ユナイテッドが獲得に関心を持っているとされており、ユナイテッドもそう高くない移籍金で手放すことが噂されています。
来季は異なるクラブのユニフォームに袖を通している可能性は、かなり高いと言えるのではないでしょうか。
③ポール・ポグバ
ユナイテッドはポグバが次の移籍期間後も留まることを楽観視しており、ヨーロッパのクラブに彼を買う余裕があるか疑問に思っている。
ユナイテッドはポグバの値段を1億ポンド以上に設定している。
[espn] pic.twitter.com/ODRlqdXw0q— マンユナイテッドジャパン (@ManUnited_JPN) March 24, 2020
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最後にご紹介するのはユナイテッドの問題児、ポール・ポグバです。
昨夏から現在に至るまで移籍の噂は耐えることなく続いており、また本人も移籍を希望しているとされていました。
スールシャール就任からしばらく経った辺りで急激にパフォーマンスが落ち(というかモチベーションが落ちたように見え)、それと同時に移籍話が過熱していった印象があります。
最近では「契約延長に前向き」という噂も出てはいますが、彼のような良くも悪くもマイペースな選手を残してしまうと、チームの結束に悪い影響をもたらすことは往々にして有り得るでしょう。
これからのチームのことを考えて、今夏に思い切ってポグバを放出するというシナリオは、筆者個人的には悪くないように思えます。
2020年退団決定選手
DF
- ディオゴ・ダロット → ミラン
MF
- タヒス・チョン → ブレーメン
- アンドレアス・ペレイラ → ラツィオ
- ジェームズ・ガーナー → ワトフォード
FW
- アンヘル・ゴメス → リール
2020-21シーズンの試合はこちらで確認できます↓
プレミアリーグ2020-21の日程と対戦表まとめ!テレビ放送・ネット配信や無料視聴方法も調査!
マンチェスターユナイテッド2020年冬の移籍情報を確認したい方はこちら
マンチェスターユナイテッド2020冬に噂の移籍候補・退団リスト一覧!最新情報と補強ポイントもまとめ!
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、『マンチェスターユナイテッド2020補強ポイントと移籍最新情報まとめ!噂の獲得候補や退団選手も調査!』と題しまして、お伝えしました。
ブルーノ・フェルナンデスの加入以降はリーグ戦でも結果が出ており、CL出場権獲得に向けてポジティブな雰囲気が漂っているように見えます。
そして来季以降、ファーガソン政権下以来のプレミアリーグ優勝を果たす為に、今夏の移籍市場での動きや、チーム内の人員整理はかなり重要になってくるといえます。
現在の世界の情勢から、今シーズンの扱いがどのようになっていくかは不透明なままですが、こういった状況だからこそ、チームについてより深く考察してみるのも、面白いかもしれませんね。
他に気になるチームはありますか?
プレミアリーグ(イングランド)
ブンデスリーガ(ドイツ)
リーガエスパニョーラ(スペイン)
セリエA(イタリア)
リーグアン(フランス)
いつもありがとうございます。
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