「バスケットボールは好きですか?」
小学校から体育の授業でも行われるバスケットボールは、ほとんどの方が知っている競技ですが、長い年月をかけて、徐々に人気が高まってきた気がします。
NBAの人気選手だった、マイケル・ジョーダン選手とナイキがコラボして爆発的な人気になったバスケットシューズの「エアジョーダン」ブーム。
バスケットボール漫画の金字塔、「スラムダンク」ブーム。
その後日本でもバスケットボールのプロリーグ「Bリーグ」が誕生。
そして2019年には、日本人として初めてNBAのドラフト1巡目指名を受けた「八村塁」選手によって過去最高にバスケットボール人気が高まっています。
それによって、徐々にファンの数も増えていっていますが、バスケットボールの細かいポジションの役割や背番号の意味などは、まだまだご存知ない方も多いと思います。
という事で今回は、バスケットボールの
- 背番号とポジションの意味は?
- 特徴や役割は?
- 人気ランキング
- まとめ
をお伝えしていきます!
Contents
背番号とポジションの意味は?
背番号
背番号を決める上での、公式なルールは当然ありますが、実は統一されたルールは無く、その競技団体によって違います。
FIBA(国際バスケットボール連盟)
0〜99番まで使用可能(大会主催者によって細部は決定)
Bリーグ(ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ)
0〜99番まで使用可能
NBA(ナショナル・バスケットボール・アソシエーション)
0〜99番まで使用可能ですが、細かい制限が有ります。
- 56番以上の番号を使用するにはリーグの許可
- 0番と00番は同一チームでは着けれない
- 同一チームでは、最低4年間は同じ背番号を着け、変更した場合は、その後最低3年間は着けなくてはならない
NBAは、細かい決まりが有りますが、逆に言えば、これからまた変更があるかも知れませんね。
ポジション
バスケットボールには、背番号とは別にポジション毎に、番号が有ります。
バスケットボールは、5人でするスポーツですので5番まで有りますが、各ポジションの番号は
- ポイントガード(PG)
- シューティングガード(SG)
- スモールフォワード(SF)
- パワーフォワード(PF)
- センター(C)
となっています。
図で説明すると
こんな感じのポジショニングになります
特徴や役割は?
では、格ポジションの特徴や役割を確認していきます。
ポイントガード(PG)
役割
- 司令塔的な役割
- 攻撃時にボールを敵陣まで運んでいく
- 試合全体のゲームメイク
- チームの士気を高める
誰よりもチームを理解して、そのチームの強みを最大限発揮させ、試合を勝利に導く事が要求されます。
ポイントガードの出来が、その試合を大きく左右するので、責任重大なポジションです。
最近のバスケットボールでは、得点力も求められてきています。
特徴
- チームを引っ張るリーダーシップがある
- ドリブルが上手く、キープ力があり、相手にボールを取られない
- チームの中では、背が低い選手が多い
- コートの中にいる選手の位置を常に把握している
- バスケットボールをよく知っている
バスケットボールをよく知っていて、ボールを扱うスキルも高く、ドリブルはもちろん、パスが上手い選手が多いです。
「しっかりしろォ!!
流れは自分たちでもってくるもんだろがよ!」
宮城リョータ pic.twitter.com/EICSZLgeLv— 辛いとき必見のスラムダンク名場面集 (@sladun_meiscen) April 11, 2020
シューティングガード(SG)
役割
- ポイントガードのフォロー
- 相手と1対1になれば、勝負して得点を狙いに行く
- 3P(スリーポイント)も含め、得点能力が求められる
ゲームメイクをするポイントガードが上手く機能していない時に、ボールを運んだりするプレーも要求されますが、基本的には得点をガンガン取る事が要求されるポジションです。
特徴
- ドリブルに絶対的な自信を持っている
- 守備より攻撃が好き
- ボールを持ったら、まずは仕掛けることを考えている
1対1が好きで、得点を取りにいきたい選手が多い。
1対1の時のドリブルは、相手に体を当てて、押し込んでいく様なパワータイプではなく、華麗にスルスル抜けていくイメージです。
【もう誰にも負けん】
湘北高校 #11
流川 楓 pic.twitter.com/582ab00DnY— スラムダンク名言集 (@SLAMDUNKgamitai) April 9, 2020
スモールフォワード(SF)
役割
- 第一の仕事は何よりも得点を取ること
- チームが攻めあぐねている時に多少強引でも点を取りにいく
- 状況次第では、インサイドに入ってリバウンドも拾いにいく
ポイントガード、シューティングガードと並んで、アウトサイドの選手ですが、他2つのポジションよりさらにハイスコアを要求されるポジション。
シューティングガードが相手を交わしていくタイプなのに比べて、相手を力で押し込んでいくイメージ。
リバウンドを取る能力も要求されます。
特徴
- 体の強さとスピードがある
- 1対1でも相手に体でぶつかっていく勇気がある
- 3ポイントの精度が高い
肉弾戦でも負けない体の強さが必要で、相手が目の前にいてもドリブルで押し込んでいき、点を取り切れるパワーとテクニックを要求されます。
ゴール付近のリバウンドを取る事も求められますが、外からの3ポイントも必要で、要するに何でも出来る事が要求されるポジション(全てこなせる選手は、なかなかいませんが…)。
「もうオレにはリングしか見えねえ」
三井寿 pic.twitter.com/S64KJ7ECvQ— 辛いとき必見のスラムダンク名場面集 (@sladun_meiscen) April 5, 2020
パワーフォワード(PF)
役割
- ゴール下でのリバウンド奪取
- 攻撃時のポストプレー
- 攻撃時のスクリーンプレー
- 内側・外側での得点能力
このポジションからインサイドと呼ばれるポジションになりますが、守備や攻撃の時のゴール下でのリバウンド奪取や、攻撃時の味方のアウトサイド選手の攻撃のサポート(ポストプレーやスクリーンプレー)が主な仕事。
このポジションでは基本的にゴール下が主なプレーエリアですが、内と外を出たり入ったりして自らもゴールに絡めると、よりベター。
特徴
- 体の強さと高さがある
- 相手のゴール下でボールを受けて決めきるテクニックがある
- 向かってくる相手を恐れないメンタルの強さがある
攻撃や守備時のリバウンドを取る事はもちろん、攻撃時に相手ゴール下でのポストプレーや、敢えて外に開いて相手のマークを誘き出したりするプレー、さらにゴール下でのシュート力など、かなり器用さも必要です。
「オヤジの栄光時代はいつだよ…
全日本の時か?
俺は…俺は今なんだよ!」
桜木花道 pic.twitter.com/CvxaaLHTGQ— 辛いとき必見のスラムダンク名場面集 (@sladun_meiscen) April 11, 2020
センター(C)
役割
- ゴール下でのリバウンド奪取
- 守備時の相手選手のシュートブロック
- 攻撃時のポストプレー
- 攻撃時の味方選手とのスクリーンプレー
- 相手ゴール下でリバウンドを決めきる
とにかく攻撃時も守備時もゴール下を制圧する事が要求されます。
センターがリバウンドを取れるかどうかで、その試合の勝敗がかなり左右されます。
特徴
- チームで一番体の強さと高さがある
- 肉弾戦を自ら仕掛けていける勇気がある
- 守備時は相手の動きについていき、攻撃時は相手を交わすステップワークがある
とにかく高さが必要なので、チームで一番高い選手が選ばれます。
センターがリバウンドで負けてしまうと、チームの負けに直結するので、相手にぶつかっていく気持ちの強さも要求されます。
リバウンドを制するものは試合を制す
【赤木剛憲/スラムダンク】
pic.twitter.com/q6HbbTcxbb— バスケットボールの名言 (@bbmeigen25) September 7, 2016
人気ランキング
背番号の人気ランキングとしては、NBAで好きな選手の背番号はそれぞれありますが、学生などは付けない番号がほとんでなので、実際に付ける背番号としては
5位 ・・・ 4番
4番はキャプテンのイメージです。
人気がどうこうというよりも、キャプテンになったら自動的に付けるチームが多いのではないでしょうか。
「スラムダンク」では、キャプテンの赤木剛憲が付けていました。
赤木はポジションがセンターでしたが、実際に4番を付ける選手はポイントガードの選手が多い様です。
4位 ・・・ 6番
6番に関しては誰かが付けていた番号というよりも、チームでも上手い選手が付ける番号というイメージが強いです。
派手ではないですが、根強い人気ですね。
3位 ・・・ 8番
8番はパワーフォワードが付けるイメージですが、何と言っても今8番と言えば「八村塁」ですよね。
今の日本のバスケットボール人気を牽引していますので、8番人気はしばらく続きそうです。
2位 ・・・ 11番
やはり11番と言えば、「スラムダンク」でいうところの流川楓が付けていた番号。
世代によって違いますが、スラムダンク世代の人気は高いです。
1位 ・・・ 7番
7番はスモールフォワードの選手が付けるチームが多く、エース番号の認識が強い様です。
ちなみに「スラムダンク」では陵南高校の「仙道彰」が付けていました。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、『バスケットボールの背番号とポジションの意味は?特徴・役割や人気ランキングも調査!』と題しましてお伝えしました。
バスケットボールは誰でも一度は経験した事があるスポーツだと思いますが、長い時間をかけて徐々に人気が出てきたスポーツでもあります。
身長が高い方が有利なスポーツであるバスケットボールは、体格的に日本人には不利なスポーツですが、八村塁選手が2019年のNBAのドラフトで1巡目指名を受けた事で、今の日本でのバスケットボール人気はかなり高まっています。
また、日本でもバスケットボールのプロリーグである「Bリーグ」ができた事で、試合を見る機会も増え、新しくファンになった方も多いと思います。
そんな方も、バスケットボールのポジションや背番号の関係などを知れば、より深く試合を楽しめるのではないでしょうか。
これからさらにバスケットボールがメジャーなスポーツになり事を願っています。
いつもありがとうございます。だんだん!
コメント