そんな状況の中、今回お伝えするのは2000年代後半に入ってから力をつけてきた、今はビッククラブの仲間入りと言ってよいマンチェスターシティ。
- 最新移籍情報
- 噂の補強リスト一覧・補強ポイント
- 放出・退団リスト
- まとめ
2021年冬の最新移籍情報
マンチェスターシティの現状
昨シーズン、プレミアリーグの栄冠に輝いたリヴァプールに圧倒的な差を付けられて2位に終わったマンチェスターシティ。
2シーズンぶりの覇権奪還を目標に掲げながら、現在はリーグ5位と波に乗れていないのが現状と言えるでしょう。
連覇を果たした一昨年の勝負強さとは一転、昨シーズンはパフォーマンスを落とし、リヴァプールに大きく水をあけられました。
リーグ全38試合のチームスタッツをリヴァプールと比較すると総得点がリヴァプール85点、マンチェスターシティが102点、失点がそれぞれ33点と35点で総得点についてはマンチェスターシティの方が多く点を取っています。
また、得失点差についてもマンチェスターシティがリーグ全体で1位を記録しました。
ただここで気になるのが、リヴァプールがシーズン通して3敗なのに対して、マンチェスターシティが9敗している点です。
9敗のうち、順位中堅のウォルヴァーハンプトンには2敗、サウサンプトン1敗、最下位のノーリッチにも1敗と取りこぼしも目立ちましたし、上位チームとの闘いについても1点差の負けが見られました。
結果的に大一番に勝つ力や苦しいときに追いついて逆転する力、いわゆる勝負強さが昨シーズンから徐々に落ちてきていると言ってもよいでしょう。
そして、その悪い流れは今シーズンも引き続いています。
今シーズン、リーグ15試合を消化した時点ですでに引き分けが5と昨季がシーズン通して3、連覇を果たした一昨季が2と比べると顕著に多くなっています。
様々な要因の中で怪我で出遅れているアグエロの存在が大きいでしょう。
アグエロと言えば、2011年に加入してからはチームのエースストライカーとして君臨し、クラブ歴代最多得点保持者です。
また、プレミアリーグでの外国人選手の歴代最多得点記録も持っており、身長173センチと小柄ながら勝負強さや決定力は誰もが認めるところです。
そんなアグエロの状態も今後、気になるところです。
そして、昨年11月に2023年夏までグアルディオラ監督との契約延長を選んだマンチェスターシティ。
今シーズンは、5年目となるグアルディオラ監督にとっても正念場となるでしょう。
噂の補強リスト一覧と補強ポイント
補強ポイント
補強ポイントは、今シーズンからナタン・アケ、ルベン・ディアスら即戦力を補強しましたが、センターバックはもう一枚補強したいところです。
また、リーグ15試合消化時点で得点24点と昨季から比べて得点力が低下している点や引き分け数から見ても分かる通り、チームとしての得点力・勝負強さは一番補いたい部分ではないでしょうか。
補強リスト一覧
アダマ・トラオレ、段違いの強さと速さ。体格がもはや別競技の人みたい。
— とんとん (@sabaku1132) January 5, 2020
一番の特徴は、ボディービルダー級と言われる強靭な肉体と圧倒的なスピードです。
その驚異的なフィジカルを生かして局面を打開する力は、一躍移籍市場の注目株となっています。
また、リヴァプールやユヴェントスも狙っているとの噂もあり、サッカーの枠を超えた肉体を持つトラオレの快進撃から目が離せないでしょう。
ダリオ・サルミエント。
弱冠16歳のこのアルゼンチン人ウインガーの素晴らしい足技をどうぞ。
pic.twitter.com/SP5BAz6og4— PIRKA (@NaRo_NaBe) March 12, 2020
特徴としては、主なポジションは右ウイングのレフティーであり、卓越した左足の技術、緩急自在のドリブルを特長とするドリブラーです。
メッシと比較されるような選手です。
合意に至ったという情報もありますが、移籍するのは18歳の誕生日を迎える3月29日以降となるため、シティに加入するのは夏になりそうです。
17歳で名門パルチザンの主力になった逸材、フィリップ・ステヴァノヴィッチのマンチェスター・シティ加入が内定。
当初はマンチェスター・ユナイテッド移籍が濃厚とされていましたが、シティが争奪戦を制しました。#移籍情報 #マンチェスター・シティ #ステヴァノヴィッチpic.twitter.com/Q4ZKNJyl4i— Mercato Japan (@mercato_jp) October 31, 2020
現在18歳の若手有望株の一人です。
左右ウイングや攻撃的MFでプレーし、キレのあるドリブルが魅力的なプレーヤーです。
複数のビッククラブが獲得を目指していたと噂されていましたが、1月の移籍市場でマンチェスターシティに加入することが決定しました。
ビッククラブにステップアップし、どんなプレーを見せてくれるのかが楽しみです。
CBセルヒオ・ラモスの
攻撃参加 アシストボール奪って上がってアシスト
2017/9/2 W杯予選G
スペイン🆚イタリア
サンティアゴ・ベルナベウ
pic.twitter.com/hLkcOjF27m— 🇯🇵あむけよてるむ🇪🇸🇮🇹🏆34🏆(3代目) (@amukeyo81) April 16, 2020
言わずと知れた世界でもトップクラスのディフェンダーです。
現行契約ではレアル・マドリードと今シーズン限りで満了するラモス。
レアル・マドリード側もラモスと新契約締結に向けて動いているものの交渉は難航中と報じられており、今冬の移籍市場から他クラブと事前契約を締結することも可能となっているため、他の複数クラブが獲得に乗り出すとの噂もあります。
約16年間在籍したレアル・マドリードを退団する可能性もあり、今後の去就が気になるところです。
グアルディオラ監督がラモスの獲得を熱望していると報道も出ている通り、マンチェスターシティにとって欲しい選手の一人です。
放出・退団リスト
エリック・ガルシア(ドルトムント戦)
プレシーズンとはいえトップチームデビュー戦なのに凄く落ち着いてた。本当に17歳なのかな。EDSでも出場機会を掴んで怪我なくこのまま成長してほしい。 pic.twitter.com/NXeFiPJEuR— Blue (@BM_Citizens) July 21, 2018
2021年夏に契約が終了するガルシアは、すでにクラブからの再三に渡る延長オファーを固辞しています。
その新天地に関してはかねてから報じられている通り、家族が住み自身が幼少期からプレーした古巣バルセロナとなる可能性が高いでしょう。
オレクサンドル・ジンチェンコ(オックスフォード戦)
みんな大好きジンチェンコ☺️
サイドチェンジするロングパスもほぼノーミスでしたし、この試合はジンチェンコのパサーとしての能力の高さが見れた試合でした。
動画1:10からの2つのプレーが最高です😆✨ pic.twitter.com/hBlXueCLNv— Blue (@BM_Citizens) September 26, 2018
今シーズン、グアルディオラ監督の下でプレミアリーグ1試合の出場にとどまっており、厳しい状況に置かれています。
そのためマンチェスターシティシティも売却を容認する姿勢を見せているとの情報もあり、その去就が気になるところです。
もう間も無く
帰ってくる
アイメリク・ラポルテ最先端のCB
守りから攻撃の起点まで
正確無比の左足 pic.twitter.com/aKrzsW7UqA— inamo (@inamo18) January 3, 2020
夏の移籍市場で最終ラインの選手の獲得に動き、ディアスとナタン・アケを加えました。
2人の加入によりポジション争いが熾烈になったため、ラポルテは出場機会が失われつつあります。
直近の試合で一度も先発メンバーに選ばれていない状況で以前は絶対的な存在であったラポルテも隅に追いやられ始めています。
実力者だけにいつ退団してもおかしくないでしょう。
まとめ
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