皆さんこんにちは。
もうじき欧州CLが帰ってくることもあり、サッカーファンのボルテージも少しずつ上がってきていますよね。
ということで本日は、開幕を控える予選の中でも屈指の好カード「バルセロナvsユベントス」にフォーカスを置いて紹介していきたいと思います。
取り上げるのは以下の内容です。
- スタメン・フォーメーション予想!
- 見どころ
- まとめ
Contents
スタメン・フォーメーション予想!
まずは、両チームのスタメンとフォーメーションを予想していきましょう。
バルセロナのスタメン・フォーメーション
基本的には負傷離脱中のテアシュテーゲンにネトが代わっている以外は、ベストメンバーが組めるでしょう。
中盤2枚はブスケツ、デヨング、ピャニッチと実力者が揃っていますが、個人的にはピャニッチに注目したいところですね。また、前線では未だ真価を発揮できていないグリーズマンの奮起に注目でしょうか。シャドーの位置ではなくサイド起用で苦しい時期を過ごしてはいますが、どうにか活路を見出して欲しいですね。
その他にも、バイエルンからのレンタルバック後好調を維持しているコウチーニョにも注目したいですね。トリッキーなドリブルからのラストパスは前線との組み合わせもよく、ようやくバルセロナで真価を発揮することができそうです。
ユベントスのスタメン・フォーメーション
3-5-2を基本布陣としているユベントスですが、この試合でも基本姿勢は崩さないのではないかと思われます。
変更点があるとすれば「ディバラの起用」でしょうか。現システムではトップ下を主戦場とするディバラのポジションは2トップの一角のみですが、現状はモラタがそのポジションにいます。
テスト的に、ディバラを中盤の一角で起用する状況は考え得るでしょう。
バルセロナを封じ込めるにはやはり両ウイングバックの運動量がものを言いそうです。両翼に強力な選手を配しているバルセロナですが、彼らを抑え込むにはクアドラード、クルゼフスキの守備貢献が必須です。
90分間彼らがペースを落とさずに上下動できるか、バルセロナのポゼッションを破壊するのであれば、WBの運動量がキーとなりそうですね。
その辺りも如何にチームとして守備戦術が浸透しているかに注目したいですね。
見どころ
ここからは、バルセロナvsユベントスの見どころについてピックアップしていきましょう。
①夢の競演再び。メッシvsCロナウド
C・ロナウドのマドリー時代から世界最高の2人として凌ぎを削ってきたメッシとロナウドですが、ロナウドのユベントス移籍後はその競演を観る機会はありませんでした。
しかし今回こうして時代を代表する2選手が再び相まみえることになり、当然注目度はマックスです。大ベテランの域に達したロナウドは未だ健在ですが、やはりチームとしての総合力を考えると現時点ではバルセロナに分があるでしょうか。
対するメッシも既に30代の半ばに差し掛かりつつあり、より老練なプレースタイルに変わりつつあります。
この先2人がトップレベルで対戦する最後の機会になる可能性もありますので、このマッチアップは大注目です。
②ビッグ・クラブを相手に新星ファティがどこまでできるか?
今季開幕からゴール、アシストの両面で結果を出しているのは、バルセロナの至宝アンス・ファティです。
夏にはレンタルの可能性も様々報道されたものの、結果的には残留を選択し、自らの力でスタメンの座を勝ち取っています。
しかし彼もまだまだ発展途上、CLの舞台でビッグクラブと対戦した経験は浅いです。昨季はインテル相手にゴールも決めていますが、今回は不動のイタリア王者ユベントス。そう簡単にゴールを許してもらえる相手ではないでしょう。
ファティが今後さらにブレイクしていく一つのキッカケとして、このビッグマッチでの活躍は重要な意味を帯びてきそうです。
ファティがバルセロナの未来じゃね?
pic.twitter.com/CNfG20Yf2K— 赤澤のぶや【戦術分析サロンFootballMate主宰】 (@soccer_bunseki) September 7, 2020
③沈黙のグリーズマンは輝きを放てるか
昨季は35試合9ゴールに終わり、期待外れのシーズンを過ごしたグリーズマン。
スアレスが去った今季もサイドでの起用が続き、CFのポジションでは起用されないままです。一説には現状に不満を持っていると報道されており、フランス代表を率いるデシャン監督もその報道について否定していません。
ドリブラーでもなくクロッサーでもない、シャドーストライカーとしてのプレーを得意とするグリーズマンとしてはもちろんサイドで輝けないのは当然なのですが、クーマン監督の方針がサイド起用である以上、何らかの解決策をそこで見つけ出す必要があります。
1億2000万ユーロの男は、イタリア王者とのビッグマッチで自らの価値を証明できるのでしょうか。
④ピルロ新監督の采配が試されるビッグマッチ
一方、ユベントスの監督に就任したピルロも、まだまだ新米監督です。
リーグ戦では手堅く結果を残してはいるものの、やはりCLは特別です。中でも、独自の哲学の下に戦いを仕掛けてくるバルセロナは難敵といってもいいでしょう。しかも、現在バルセロナを率いているのは経験豊富な曲者クーマン監督です。
選手同士のマッチアップなどに目がいきがちなこの試合ですが、ピルロ監督の力量を推し量るという意味でも重要な一戦になりそうですよね。
特に3-5-2のシステムにおいて、両ウイングバックとCBでバルセロナの両翼をどのように無力化していくのか、守備戦術の構築に注目して観ていきたいですね。
🔥ユベントスとバルセロナが同組に
ロナウドはユーベ移籍以来、バルサと初対戦へ
🇵🇹 Ronaldo – 🇦🇷 Messi pic.twitter.com/qVfg23X3jv
— Madridista 92:48 (@RMCF_Minuto93) October 1, 2020
⑤バイエルン、レアル・マドリー、リヴァプールを避けるためにも是が非でも1位を取りたいところ
チャンピオンズリーグ決勝ラウンドは基本的にグループリーグの「2位と1位」が当たるように組み合わせがなされます。
つまり、2位通過を決めてしまうとその分、1位通過した力のあるクラブと対戦を余儀なくされることになります。
バルセロナ、ユベントス共にCL優勝が見込まれるクラブでもありますから、確実に上位進出するためにも、グループリーグで1位を取ることがかなり重要です。
他グループで1位通過が予想されるビッグクラブとしては昨季王者のバイエルン、そしてレアル・マドリー、そしてリヴァプールでしょう。
グループ的にも、この3クラブが1位通過を決めるのはほぼ既定路線と見てよさそうです。
ユベントス、バイエルンの首位争いで重要になるのはやはり10月29日の第1戦でしょう。
ここで手堅く勝利を収めた方が、まずはグループ首位への切符を手にすることができそうです。反対に負けたチームは12月9日の第2戦で勝利を収めなければいけなくなり、尚且つその他2チームとの試合にも勝利が必要になりますので、かなり厳しくなるといえるのではないでしょうか。
⑥対戦時期のコンディションも重要なファクター
ユベントスvsバルセロナの第1戦は10月末、第2戦は12月上旬です。
特に第2戦はウインターブレークの直前ということもあり、両チームともにかなり疲労困憊での対戦が予想されます。
負傷者がでて、思うようなメンバーが組めないことも予想されるでしょう。
場合によっては、ベンチメンバ―中心のスタメン編成を強いられる可能性もあると思われます。
先程第1戦が重要と触れましたが、対戦時期という観点を加味してもやはり第2戦は不確定要素が多いと言わざるを得ません。
特にベテランの多いユベントスは、ホームで行われる10月の1戦を是が非でも勝利で終えておく必要があるかもしれません。
しかしファン心理としては、ギャンブル要素も絡んでくる第2戦の方が、面白く見れるでしょうか。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、『バルセロナ対ユベントスのスタメン・フォーメーション予想まとめ!見所も調査!』と題しまして、チャンピオンズリーグのグループリーグ屈指の好カードであるバルセロナとユベントスの対戦についてお伝えしました。
予選屈指の好カードは当然注目を集めますが、久しぶりのロナウドvsメッシともなればなおさらですよね。
両チームのファン以外の人々にとっても眠れない夜になりそうです。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう。
いつもありがとうございます。
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