【98回全国高校サッカー選手権大会】の予選が各地で行われています。
令和初の冬の選手権ということで、サッカーファンも待ち遠しい季節ですね。
11月に入り各地で決勝戦が迫っており、全国大会に向けてのカードが揃い始めていますね!
今回は「レベル高すぎ!」【群馬県予選】についてまとめていきます。
群馬県といえば、故・松田直樹選手、山口素弘選手、細貝萌選手など多くの日本代表の出身地です。
今年もこの群馬県大会で、将来の日本代表候補を見つけることができるかもしれませんね!
ということで全国高校サッカー選手権2019群馬大会に注目しましょう。
記事の順番は
- 全国高校サッカー選手権 2019群馬県大会の日程
- 全国高校サッカー選手権 2019群馬県大会の組み合わせ
- 全国高校サッカー選手権 2019群馬県大会の優勝候補
- 全国高校サッカー選手権 2019群馬県大会の注目選手
- まとめ
という順番でお伝えしていきます。
各都道府県の日程や出場校はこちら
Contents
全国高校サッカー選手権2019群馬県予選の日程は?
令和元(2019)年8月24日(土)から一次予選が始まっており、10月20日から決勝トーナメントが開始しています。
注目校を見る前に、群馬県予選の組み合わせの決定方法を見ていきましょう。
群馬県予選はトーナメント方式で、一次予選突破の8チームと全国総体群馬県予選ベスト8の8チームの計16チームで決勝トーナメントを実施します。
決勝トーナメントの日程は、以下の通りです。
日程
1回戦
10月20日
2回戦
10月27日
準々決勝
11月2日
準決勝
11月17日
決勝
11月24日
全国高校サッカー選手権2019群馬県予選二次予選の組み合わせは?
決勝トーナメント準決勝
日程 | 対戦カード |
2019.11.2 10:30~ | 前橋育英 6 - 1 前橋商業 |
2019.11.2 10:30~ | 伊勢崎商業 1 - 2 桐生第一 |
2019.11.2 13:30~ | 高崎経済大附属 2 - 1 前橋 |
2019.11.2 13:30~ | 新島学園 0 - 3 健大高崎 |
決勝トーナメント準決勝
日程 | 対戦カード |
2019.11.17 10:35~ | 前橋育英 1 - 0 桐生第一 |
2019.11.17 13:35~ | 高崎経済大付属 0 - 1 健大高崎 |
決勝
日程 | 対戦カード |
2019.11.24 10:10~ | 前橋育英 1 - 0 健大高崎 |
記念すべき令和最初の全国大会出場は前橋育英高校に決定しました!
全国高校サッカー選手権2019群馬県大会の優勝候補は?
強豪ひしめく群馬県大会の優勝候補として挙げたい高校は、
「前橋育英高校」「桐生第一高校」「高崎経済大付属高校」の3校です。
全国高校サッカー選手権群馬大会の優勝実績は、前橋育英高校の22回がダントツで、直近5年連続優勝しています!
その中でもやはり、前橋育英高校 が群を抜いた存在です。
過去30年の群馬県大会の優勝実績をみると、前橋育英高校の22回と前橋商業高校の11回で2代巨頭としてしのぎを削っています。
※優勝候補には「前橋商業高校」もあげておきたかったのですが今大会では、準々決勝で前橋育英高校に敗れているのであげていません。
前橋育英高校が6年連続優勝を飾るのか、その牙城を崩す高校をが現れるのか?熱い戦いに注目です。
【前橋育英高校】
高円宮杯U-18サッカープリンスリーグ2019関東に所属し、全国高校サッカー選手権優勝1回、全国高校総体(インターハイ)優勝1回の圧倒的な実績を誇っています。
今でこそサッカーの名門校として全国的にも有名な前橋育英高校ですが、それには山田耕介監督の力が大きいようです。
約40年前、山田監督が前橋育英高校に赴任した頃、同校は荒れた高校として近隣でも有名でサッカーどころではなかったようです。
山田監督は長崎県出身で高校時代は国見高校のサッカー部に在籍しており、小嶺忠雄監督の教え子にあたります。
人格者として知られており、学校長を務める現在でもサッカー部の練習場には早くから足を運び、高校年代の選手にも決して頭ごなしな注意などはしないとのことです。
そんな山田監督は、不良少年たちに一歩一歩歩み寄り、地道な指導を続け就任36年目にして全国高校サッカー選手権優勝を果たし前橋育英高校をサッカー強豪校へと育て上げます。
戦術としては、オランダリーグのアヤックスFCを参考にした技術とパスワークを重視したスタイルです。
また選手の長所を見抜き長所を伸ばす指導に定評があり、FWだった山口素弘選手や松田直樹選手をMF、DFへコンバートしその才能を開花させました。
チームとしての戦術、組織力と選手個人への指導力を併せ持ったまさに名監督ですね。
今年も山田監督率いる前橋育英高校に目が離せませんね!
主なOBは、元日本代表MF山口素弘選手(現・名古屋グランパスアカデミーディレクター)、ドイツ・ブンデスリーガで活躍したMF細貝萌選手(ブリーラム・ユナイテッド所属/タイ)、故・松田直樹選手(横浜・F・マリノス、松本山雅所属)です。
【桐生第一高校】
2006年から高校サッカー群馬県大会は前橋育英高校のほぼ独壇場でしたが、2011、13年唯一その牙城崩し優勝したのが 桐生第一高校 です。
実績としては、全国高校サッカー選手権出場2回、全国高校総体(インターハイ)出場2回になります。
高円宮杯 U-18サッカープリンスリーグ2019関東にも出場しています。
2011年に群馬県大会を初優勝すると、同年の全国高校サッカー選手権もベスト4に、13年の全国高校サッカー選手権の出場時にはベスト8を飾ります。
前橋育英高校の牙城を崩すのは、新進気鋭の桐生第一高校にでしょうか?
こちらも優勝候補として期待がもてますね!
主なOBに、鈴木武蔵選手(北海道コンサドーレ札幌FW)がいます。
【高崎経済大付属高校】
続いて紹介したいのが高崎経済大付属高校です。
群馬大会の優勝経験はまだありませんが、2017年の群馬大会で準決勝敗退、2018年高校総体(インターハイ)群馬県予選で準決勝敗退など、優勝まであと一歩まできている高校です。
今年こそ、悲願の初優勝を飾り全国への切符をつかむか?高崎経済大学付属高校も優勝候補として注目です。
主なOBは、石原直樹選手(ベガルタ仙台所属)です。
全国高校サッカー選手権2019群馬県予選の注目選手は?
【櫻井辰徳(さくらい たつのり)前橋育英高校】
【写真特集】今夏ブレイクした前橋育英の2年生MF櫻井、前橋商戦はきっかけの試合に(4枚) https://t.co/t3AVWLKUBD #gekisaka pic.twitter.com/mH39aRKkfF
— ゲキサカ (@gekisaka) 2019年9月4日
前橋育英高校で、CMFを務める2年生です。U-17日本代表にも選出されている逸材です。
視野の広さ、圧倒的なパスさばきが持ち味の選手です。キックにも定評があります。
中学時代は無名の選手でしたが、今夏から前橋育英高校でレギュラーを勝ち取り、年代別代表へ選出など急成長中です。
前述の山田監督も「まだまだこれから」と言っている櫻井選手、ポテンシャルは抜群です。
サッカー編集者、Jクラブスカウトなどからも熱視線を向けられている櫻井選手にご注目下さい。
【若月大和(わかつき やまと)桐生第一高校】
\若き才能をビッグクラブが注視👀/
U-17日本代表で輝き放った 🇯🇵#若月大和 、 🇮🇹#ユヴェントスが獲得レースに参加か…
獲得した場合には、セリエAのU-23チームで経験を積ませる意向📝
— Goal Japan (@GoalJP_Official) 2019年10月29日
桐生第一高校の2年生で、ポジションはFWです。若月選手もU‐17日本代表に選出されています。
Jリーグ湘南ベルマーレに内定しており、特別指定選手として今年4月のルヴァン杯コンサドーレ札幌戦で、デビューも果たしています。
年代別代表では、今年6月のアルゼンチン戦にてハットトリックを決めて世界に衝撃を与えました。
スピードと決定力が持ち味の生粋のストライカーです。常にゴールへ一直線のプレースタイルを持つ若月選手なので、
ボールを持った時、ワクワクさせてくれること間違いなしですね。
各都道府県の日程や出場校はこちら
まとめ
いかがでしたか?
今回は全国高校サッカー選手権2019群馬県予選の日程と組み合わせに加えて、優勝候補、注目選手をご紹介しました。
現在は決勝トーナメント準々決勝まで終了しており、11月17日に準決勝戦、11月24日に決勝戦が行われます。
優勝候補は前橋育英高校、桐生第一高校と高崎経済大付属高校となっています。
注目選手はプロ内定の若月大和選手とU-17日本代表選手の櫻井辰徳選手をご紹介しました。
全国屈指のレベルを誇る群馬県ですが、本大会での躍進を果たすのはどこのチームになるか楽しみですね!
いつもありがとうございます。だんだん!
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