皆さん、こんにちは。
先日、リヴァプールが30シーズンぶりのリーグ優勝を果たしましたが、やはり何か新しい記録が達成される瞬間というのは、感慨深いものがありますよね。
さて、今回も将来有望な若手選手についてご紹介していきます。
今回取り上げるのは、昨季バイエルンに加入すると瞬く間にスターダムを駆け上ったスピードスター「アルフォンソ・デイビス」です。
若干19歳にしてバイエルンの左サイドを担うデイビスについて、
- アルフォンソ・デイビスの移籍情報まとめ
- アルフォンソ・デイビスのプロフィール
- アルフォンソ・デイビスのプレースタイルを解説!
- まとめ
という順にご紹介していきます!
アルフォンソ・デイビスの移籍情報まとめ
まずは、アルフォンソ・デイビスの移籍の可能性について、探っていきたいと思います。
・移籍先候補その①:レアル・マドリー
昨夏バイエルンへの加入を果たしたデイビスですが、近い将来有り得そうな移籍先としてはレアル・マドリーが第一候補になるでしょうか。
マドリ―は今シーズンからマルセロではなくメンディがファーストチョイスになりつつはあるものの、やはり「マルセロ後」を考えて左サイドバックの陣容は充実させていきたいはずです。
現在売り出し中のデイビスは年齢やポテンシャルを考えてもそのターゲットとして申し分なく、巨額の投資をしてでも獲得に乗り出す価値は十分にあるでしょう。
流石に今夏の移籍はないかもしれませんが、来シーズン以降もデイビスがコンスタントな活躍を披露し続ければ、マドリ―がデイビスの獲得に乗り出す確率は高くなってくると思われます。
・移籍先候補その②:マンチェスター・シティ
続いての移籍先としては、マンチェスター・シティが挙がるでしょう。
今夏、シティはウインガーのリロイ・サネをバイエルンに売却することが濃厚となりつつありますが、将来的には逆にシティがデイビスの獲得に乗り出す可能性は高いように思います。
というのも、現在シティの左サイドバックでレギュラーを務めるバンジャマン・メンディは実力こそ申し分ないものの、度重なる怪我にも悩まされており、シーズン通しての計算がつきづらい選手です。
特にプレミアリーグはリーグのインテンシティの高さに加えて過密日程も重なり、コンスタントに活躍するには身体的なタフさは必須となってきます。
シティとしても通年計算の立つ実力者が左サイドバックにいればかなりの戦力アップとなるはずですし、偽左サイドバックとも言われるペップの緻密な戦術を理解できる選手であれば、尚のこと頼もしいでしょう。
その点、デイビスはフィジカル的な強さも持ちつつ、昨年から左サイドバックにコンバートされて瞬く間にブンデスを代表する選手にまで成長したように、その適応力と学習スピードには並外れたものがあるはずです。
デイビスであればペップシティの戦術性にも適応できるという意味で、シティも移籍先候補の一つに挙げられるのではないでしょうか。
・移籍先候補その③:マンチェスター・ユナイテッド
最後は、最近復調しつつある名門、マンチェスター・ユナイテッドです。
ユナイテッドの左サイドバックは現在ルーク・ショーがスタメンを務めています。
彼は攻守にバランスの取れたサイドバックで、対人守備の強さもありつつ、タイミングの良いオーバーラップで確実に攻撃にアクセントを加えて行けるタイプの選手です。分類的には、かなりオーソドックスなタイプのサイドバックといえるでしょうか。
さらに控えには新進気鋭の若手、アカデミー出身のブランドン・ウィリアムズが控えており、陣容的には問題ないようにみえます。
しかしながら、ショーは太りやすい体質が災いしてコンディションを崩しやすく、フィジカルが整っていない時期のパフォーマンスは安定しない傾向にあります。
そしてポテンシャル的にはデイビスに一歩見劣りする印象もありますし、年齢的にも5歳程度の差があります。もしデイビスがマーケットに出れば、資金力に優れるユナイテッドが獲得レースに参戦するのは、想像に難くありません。
攻撃性能はかつてユナイテッドで活躍したレジェンド、パトリス・エブラをも凌ぐものがあるでしょうし、巨額の投資をしてでも、ユナイテッドとしてはデイビスを獲得する価値はあるといえるでしょう。
アルフォンソ・デイビスのプロフィール
Phonz Master Flex.™️
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— Arcadio Marcuzzi (@_marcuzzi) June 29, 2020
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・プロフィール
①本名:アルフォンソ・デイビス
②生年月日:2000年11月2日
③国籍:カナダ
④身長:181㎝
⑤体重:不明
⑥ポジション:SB/WG
⑦利き足:左
⑧所属クラブ来歴:
2016 | ホワイトキャップスFC 2 |
2016-2018 | ホワイトキャップス |
2019- | バイエルン・ミュンヘン |
⑨エピソード:
・15歳3カ月でプロ契約を結んでいるが、これはUSLにおける史上最年少記録である。また、2か月後の15歳5カ月でプロ初出場を果たしている。
・恋人は同じくカナダの女子代表選手として活躍するジョーディン・ウイテマ。
アルフォンソ・デイビスのプレースタイルを解説!!
ここからは、アルフォンソ・デイビスのプレースタイルについて解説していきます。
・圧倒的なスピード
Cette performance d’Alphonso Davies face à Chelsea en avait choqué plus d’un. pic.twitter.com/oiHWEfpfh9
— Jordan (@PJordan__) June 21, 2020
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まず一番目立つのは、理不尽なまでのスピードではないでしょうか。
特にスペースがあるときの駆け上がりには凄みがあり、子供を相手にしているかのようなスピードで相手を追い抜いていくことができます。まさに天性の才能に努力が加わった結晶といえるでしょう。
デイビスの圧倒的なスピードは攻撃だけでなく、守備でも光る場面が多く、出遅れた場面でもスピードで追いついてピンチを防ぐ場面も少なくありません。
毎試合のように13kmの走行距離を記録する中でここまでのスピードでスプリント出来るのは、まさに怪物という他ありません。
・規格外の攻撃性能
Alphonso Davies • Rising Star – @AlphonsoDavies pic.twitter.com/wB6AEj7rgS
— #14 (@AFCTempo) May 30, 2020
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元々WGとしてプレイしていたこともあり、その攻撃性能はサイドバックとして規格外だといえます。
特にストライドの大きいドリブル突破は確実に1人を剥がして縦に推進することができ、ここから多くのチャンスを演出しています。
また、スピードに長けた選手にありがちな「ファイナルサードでの雑さ」というのもあまりなく、縦に突破してインサイドで丁寧に折り返して得点、という剛と柔を使い分けることの出来る選手です。
さらには飛び出して自ら得点を記録する場面もあり、上下動とクロスだけのサイドバックでないことは、今シーズンの活躍が証明しています。
チームの得点力を何倍にも増大させる破格の攻撃性能も、デイビスの大きな武器といえますね。
・適応力の高さ
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— Ulrik (@Ulroud) May 25, 2020
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最後に取り上げるのは適応力の高さです。
北米からいきなりブンデスリーガ、それもバイエルンに加入し、その上でこれまで努めてきたポジションからサイドバックにコンバートされるのは、簡単ではない状況だったはずです。今までよりもレベルの高い試合に身を投じながら、新しい役割に馴染んでいかなければならない訳ですから。
しかし今季の結果が証明しているように、デイビスは類まれなる適応力を見せ、瞬く間にブンデスリーガを席巻、バイエルンでも立ち位置を築きあげてしまいました。
先輩であるダビド・アラバからアドバイスを受けていたとのことですが、それでもデイビスの適応力があったからこその成長です。
高い適応力、吸収していく能力によって、この先リーグが変わってもチームが変わっても、サイドバックとしての役割が変わってもその都度自分を変容させられるはずですし、デイビスが選手としてのキャリアを歩んでいく上で、この上ない武器になってくれるのではないでしょうか。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、『アルフォンソ・デイビスの移籍情報まとめ!プロフィールやプレースタイルも調査!』と題して、アルフォンソ・デイビスの移籍情報やプレースタイルをお伝えしました。
彗星のように現れ、瞬く間にブンデスを席巻したデイビスですが、まだまだ19歳、成長の途上にあるのが末恐ろしいですね。今後彼がどんなサイドバックへと成長を遂げるのか、楽しみにみていきたいですね。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう。
いつもありがとうございます。
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