いつもありがとうございます。hideです。
Jリーグのサポーターで、お気に入りの選手のユニフォームを着ている方や、4年に一度のワールドカップの度に日本代表のユニフォームを購入されている方も、そのお気に入りの選手が、なぜその背番号を付けているのかご存じでしょうか?
なぜ、その選手がその背番号を付けているかを知れば、サッカー観戦が、さらに楽しくなる!
さぁ、明日サポーター仲間に教えてあげましょう!
ちゅーことで、今回は、
- サッカーの背番号の意味とポジションとの関係は?
- サッカーの背番号の人気ランキング
- サッカーの背番号の決め方は?
- まとめ
をお伝えしていくけんね!
Contents
サッカーの背番号の意味とポジションとの関係は?
今ではサッカーのユニフォームに背番号が付いているのは当たり前ですが、最初は、味方チームと相手チームが分かる様に、シャツの色が違うだけでした。
最初はイングランドから始まりました。
サッカーより前にラグビーの試合で背番号を付けていたのを見て、サッカーでも付け始めたのがきっかけでしたが、最初は好きな番号をつけたのではなく、単純にGKから順番に1~11と付けていました。
その当時のサッカーの試合のフォーメーションが2-3-5だったので、最後尾のGKが1番、ディフェンスラインのフルバックの2人が右から、ライトバックが2番、レフトバックが3番、その前のハーフバック3人が右から、ライトハーフ4番、センターハーフ5番、レフトハーフ6番。
今では、ほぼ見ないシステムですが、前にFWが5人いて、右からライトウイング7番、インサイドライト8番、センターフォワード9番、インサイドレフト10番、レフトウイング11番の順番でした。
現在の試合では、個人毎に固定した背番号を付けていますが、この当時は、スタメンが自動的にポジション毎、決まった背番号を付けていました。
これが、世界的なシステムの基準でしたが、ここから各国のシステムが、それぞれ進歩していきます。
イングランド
それまでの2-3-5というフォーメーションからセンターハーフの5番がディフェンスラインの真ん中に下がり、フォワードのラインから8番と10番がハーフへ下がり3-2-2-3へと変わり、
ここから、6番がディフェンスラインへ下がり、4-3-3に変わります。
その後、9番と10番がツートップを組む、4-4-2へと移っていきました。
中盤の8番と4番では、8番が攻撃的な役割を持っていて、今で言うシャドーストライカーの役割をしていました。
そして、この当時の10番は、エースストライカーとして、最前線のポジションで、点取り屋の役目です。
南米
南米では、2-3-5から、いきなり4-2-4へと変化しました。
その中で、ブラジルの変化を見ていくと、ハーフバックの4番と6番がフルバックの二人を挟む様に下がり、フォワードから8番がハーフバックへ下がった。
そこから4番が内側の2番と入れ替わり、現在の4バックの形になってます。
1958年に、このフォーメーションでワールドカップを制覇して、そこから4-3-3へシステムを変更。
このフォーメーションでも1962年にワールドカップを制覇した為、ここから世界中の国がこのフォーメーションを採用しました。
そして、1958年にワールドカップを制覇した時に活躍した、ペレが10番を付けていた事から、チームの中心が10番という認識が広まったんです。
オランダ
オランダと言えば、中盤がダイヤモンド型になる、3-4-3のフォーメーションが思いつきますが、背番号で言うと、6番がボランチ、8番がサイドアタッカー、10番がトップ下という認識になります。
スペイン
基本的な形としては、4-2-3-1になります。
リーガ・エスパニョーラでは、背番号は1番~25番までという決まりがあり、さらにGKは1番・13番・25番を付けるという決まりがあります。
フランス
フランスの基本は4-4-2です。
リーグ・アンでは、背番号は1番~30番までという決まりでGKは1番・16番・30番を付ける決まりです。
日本
日本の主な背番号とポジションとの関係は、
1番ゴールキーパー、2番右サイドバック、3番左サイドバック、4番センターバック、5番センターバック、6番守備的ミッドフィルダー、7番守備的ミッドフィルダー、8番攻撃的ミッドフィルダー、9番センターフォワード、10番攻撃的ミッドフィルダー、11番フォワード
というのが、基本ですが、その中でも、8番がサイド、7番が司令塔というところは、日本独特ですよね。
Jリーグでは、Jリーグ元年の1993年~1996年までは、1番~11番までを先発メンバーがポジション毎につける決まりでしたが、1997年から選手毎の固定の背番号になりました。
あと、1番はGKで2番~11番までは、フィールドプレイヤーが付ける決まりです。
また、これは決まりではありませんが、サポーターは12番目の選手として、12番を、ほとんどのチームは永久欠番にしてますが、サガン鳥栖だけは、17番を永久欠番にしています。
これは、サガン鳥栖の設立に尽力した、坂田道孝さんが平成17年に亡くなられたことから、17番を永久欠番にしているんですよ。
ちなみに、2018年に話題になりましたが、Jリーグの規定で、シーズン途中の背番号の変更は認められませんでしたが、シーズン途中でヴィッセル神戸にイエニスタが加入する事になり、
恐らく本人の希望ではないと思いますが、Jリーグが急に規定を変更し、シーズン途中での背番号の変更が出来る様に、規定を変更しました。
それによって、ヴィッセル神戸で、それまで背番号8番を付けていた三田啓貴選手が8番から7番に変更し、イエニスタの背番号を空けました。
いよっ、ザ・忖度! スポンサーリンク
サッカーの背番号の人気ランキング
サッカーの背番号の人気、なぜその番号が好きなのかというのは、ほとんどの人が、「好きな選手がその番号をつけているから」になります。
昔は、テレビで見れる世界のサッカー選手は、ワールドカップくらいでしたが、クラブチームの世界一を決めるインターコンチネンタルカップが1980年からトヨタカップという名称でテレビで見れる様になり、
日本代表のワールドカップ出場とそれ以降の日本人選手の海外移籍によって、ヨーロッパチャンピオンズリーグやUEFA欧州選手権等海外のスター選手を見る機会も増えました。
人気ランキング1位
は、やはり10番です。
ブラジルのペレが付けていた事からエースナンバーとなった10番は、いろんな国のいろんな時代のエースが付けてきました。
ブラジルだったら、
- ペレ
- ジーコ
- リバウド
- ロナウジーニョ
- カカ
- ネイマール
ジーコが日本と縁が深いこともあり、ブラジルの選手は日本では人気がありますよね。
歴代の10番がそれぞれ特徴があり、ぷれーを真似した事がある方も多いのではないでしょうか?
サントス時代のネイマールがやばすぎる。
pic.twitter.com/8XXVKmISru— ☆サッカー通信☆ (@SAMURAIJAP1) April 3, 2020
アルゼンチンなら
- マラドーナ
- オルテガ
- メッシ
今なら、メッシの影響が一番大きいのではないでしょうか?
個人的には、マラドーナの影響をメッチャ受けました。
右利きなのに、あのメキシコワールドカップの伝説の5人抜きの左足でのドリブルを真似してました!
RT FIFI_Egypt メッシがイスラエルの無差別攻撃下にあるガザの子供達の人権を擁護 Messi defends rights of Gaza children pic.twitter.com/i7x8Bzf8nR
— 平和への道@彡トシピコ彡 (@toshipiko1) 2018年12月31日
イングランドでは、
- リネカー
- オーウェン
- ルーニー
この中では、リネカー選手。
1993年にJリーグの名古屋グランパスでプレーしていたので、ご存知の方も多いと思いますが、
自分は、彼が、メキシコワールドカップで得点王になった時、手首をケガしていた為、ギブスをはめていたのを見て、全く痛くないのに、手首にテーピングを巻いてサッカーしていたのを思い出します(ヤバい、アホがばれる!)。
Gary Lineker. ⭐ pic.twitter.com/RUc6Em00Dw
— PL Stats Brasil (@brazil_pl) 2019年1月10日
フランスは、
- プラティニ
- ジダン
- ベンゼマ
- ムバっペ
この中では、皇帝プラティニですね!
トヨタカップでユベントスの一員として来日した試合で、胸トラップから空中で右足で切り返し、左足ボレーシュートで決めたゴール。
それがオフサイド判定され、ピッチに肩肘ついて寝ころんだ時、アナウンサーが「ポールマッカートニーみたいですね。」と言ったセリフまで、いまだに覚えてます。
誕生日おめでとう!ビアンコネリのレジェンド 、ミシェル・プラティニ🎂#FinoAllaFine #ForzaJuvepic.twitter.com/iq2x7uW4Ry
— JuventusFC (@juventusfcjp) June 21, 2018
ドイツは、
- ゲルト・ミュラー
- マテウス
- ポドルスキ
- エジル
ここでは、やっぱりポドルスキですね。
よくJリーグに来てくれました!
翌年イエニスタがJリーグに移籍したことを思えば、ポドルスキがJリーグ移籍した年がJリーグの一つのターニングポイントになった気がします。
【選手情報】
年間最優秀ゴール賞にノミネートも…神戸の2大スターはアウォーズ欠席https://t.co/DcbkqAuYBR■編集部より
「#ヴィッセル神戸 の #イニエスタ と #ポドルスキ が、『家族の事情により』#2018Jリーグアウォーズ を欠席することになりました」 pic.twitter.com/fhjoBS6Tov— サッカーキング (@SoccerKingJP) 2018年12月5日
イタリアは、
- バッジョ
- アルベルティーニ
- デル・ピエロ
- トッティ
イタリアは、男前でファンタジスタが多いですが、個人的には、バッジョです。
マドンナがラブコールを送る程の男前ですが、見た目もプレーも「セクシー」という言葉がしっくりきます。
アメリカワールドカップ決勝でもPKで最後のキッカーとして、まさかの失敗。
その姿すら伝説になる、絵になる男です!
#WorldCupPhotoOfTheDay
Roberto Baggio 🇮🇹 celebrates after scoring the winner in #Italy´s 🇮🇹 memorable 2-1 comeback against #Nigeria 🇳🇬 at the #WorldCup 🏆 #USA1994 eightfinals pic.twitter.com/adYLcUFamP— FIFA WorldCup Trivia (@Trivia_WorldCup) 2019年1月5日
オランダは、
- フリット
- ベルカンプ
- セードルフ
- ファンニステルローイ
- スナイデル
オランダはいつもタレントは、たくさんいますが、もう一つ勝負弱いイメージがありますが、フリットが10番をつけていた時代は、フリット・ライカールト・ファンバステンとオランダトリオで、イタリアのACミランで全盛期を迎え、ダイナミックなプレーは、見ていても、「これには、勝てへんな。」と思ったものです。
“Un equipo es como un buen reloj: si se pierde una pieza todavía es bonito, pero ya no funciona igual”
Ruud Gullit 🇳🇱 pic.twitter.com/89SlXeFvI6— Antonio Rosique (@Antonio_Rosique) 2017年11月5日
その他、日本でも有名な選手は、
- 2018年バロンドールを受賞したモドリッチ(クロアチア)
- 2大会連続で、ワールドカップで日本と対戦した因縁のハメス・ロドリゲス(コロンビア)
- ライオンヘアーで一度見たら、そのビジュアルも華麗な技術も忘れられないバルデラマ(コロンビア)
- 日本では、馴染みの深いファンタジスタ、ストイコビッチ(ユーゴスラビア)
- イタリアのユベントス時代にトヨタカップで来日し、ヴィッセル神戸でも活躍したラウドルップ(デンマーク)
- ガンバ大阪で強烈な印象を残したエムボマ(カメルーン)
- いつバロンドールを獲ってもおかしくない、アザール(ベルギー)
といったとこらですが、やはりこうやって見てみると、10番が人気でるのは、当たり前な気はします。
人気ランキング2位
は、7番です。
バロンドールで2009年から2017年までメッシと共に受賞を争っていた、クリスティアーノ・ロナウドは、7番をつけていますが。最近は7番を付けるアタッカーも増えてきました。
例えば、
- 日本でもかなり人気もあり、髪型も真似されたベッカム(イングランド)
- バロンドール候補でもおかしくないグリーズマン(フランス)
- 悪魔の左足ディ・マリア(アルゼンチン)
- 2018年ロシアワールドカップで日本が地獄に突き落とされたデ・ブライネ(ベルギー)
- スペインの歴代最多得点者でJリーグのヴィッセル神戸に移籍したビジャ(スペイン)
など、個性をアピールしたい人は選びそうですよね。
“Soy muy fan de David Beckham. Me encanta cambiar de peinado como él lo hacía. Juego con mangas largas porque él lo hacía y también llevo el siete porque él lo llevaba”.
— ANTOINE GRIEZMANN pic.twitter.com/a6jMO49Gqj
— Desmo Fútbol (@Desmo_fut) 2018年11月9日
人気ランキング3位
は、守備の選手で、4番になります。
有名選手では、
- イングランドのチェルシーやブラジル代表の守備の要、ダビド・ルイス(ブラジル)
- 選手としても、監督としてもワールドカップを優勝している皇帝ベッケンバウアー(ドイツ)
- ブラジル代表のキャプテンでJリーグのジュビロ磐田でもプレーした、闘将ドゥンガ(ブラジル)
- 長くイングランド代表で活躍し、美しい軌道のミドルシュートが魅力のジェラード(イングランド)
といった感じで、好きな選手の背番号から選ぶ人は多いですね。
【iPhone壁紙】
現役引退を発表したスティーブン・ジェラード pic.twitter.com/4cLqcQjiPW
— フットボールチャンネル⚽️ (@foot_ch) 2016年11月24日
人気ランキング4位
は、なによりも点を取る事が何より好き、というタイプの人が選ぶ、9番です。
- オランダ代表やACミランで、一時代を気づいたファン・バステン(オランダ)
- 日韓ワールドカップで活躍し、全盛期は手が付けられなかった怪物ロナウド(ブラジル)
- 日本が初めて出場した、フランスワールドカップで、日本も得点を決められたバティストゥータ(アルゼンチン)
- 元日本代表香川選手とドルトムントで同僚で、ロシアワールドカップでも日本と戦ったレヴァンドフスキ(ポーランド)
- FCバルセロナで、メッシと共に、得点を取りまくってるスアレス(ウルグアイ)
- スペインの神童と呼ばれ、Jリーグのサガン鳥栖入りしたフェルナンド・トーレス(スペイン)
9番は、どんな形でも点がとれればいい、という感じで、常にゴールしか見てません!という感覚の選手ばかりです。
イニエスタ。ビジャ。トーレス。この3人が同じ日本にいる時代が来るなんて。 pic.twitter.com/DOW8gjdQjq
— バズ(そっ閉じJAPAN) (@thrillingbuzz) 2018年12月1日
人気ランキング5位
は、11番です。
点は取りたいけど、自分でドリブルで切り込んで、きめきりたいというタイプが多いです。
- 個人的に11番と言えば、この人、キング・カズ(日本)
- ブラジルで今も愛されている点取り屋ロマーリオ(ブラジル)
- ワールドカップでの、通算得点記録保持者のクローゼ(ドイツ)
- スピードと得意のシュートコースを持ち、日本も得点を決められた、ロッペン(オランダ)
【成功した時にスポーツ紙の一面になるのは普通の選手。 失敗した時にスポーツ紙の一面になる選手は限られている。 一面で失敗を取り上げられ叩かれることに誇りを持てばいい。】(三浦和良) pic.twitter.com/KmkuqyWWEm
— W杯大好きっ子 (@wcupcountdown) 2019年1月2日
というランキングになりましたが、皆さんの好きな背番号はランキングに入ってましたか?
どうせ何番かの背番号をつけなければいけないのなら、こだわりを持ちたいですよね!
サッカーの背番号の決め方は?
サッカーの背番号の決め方は、とりあえず、決まっているルールとしては、1番から99番の整数で、0番と3桁以上の番号は、公式戦では使えません。
プロであれば、GKの番号であったり、先発メンバーの番号であったり、の制限はありますが、ポジションで決まっているわけではないので、日本代表でも、本田圭佑選手が、攻撃的なポジションでも4番を付けていたりしています。
ですので、チームによって、それぞれ決め方はあると思います。
私が高校生の時のチームは、FWで17番という番号が、伝統的に人気があり、それが、いつから始まったのかは、誰も分かりませんでしたが、今も続いています。
もし、あなたのチームが、今始まったのなら、ここから、あなたのチームだけの伝統的な背番号の決まりを作ってみては、いかがでしょうか?
まとめ
いかがでしたか?
今回は、サッカーの背番号の意味とポジション、それと背番号の人気ランキングと決め方を、お伝えしてきました。
普段は、あまり深く考えることのない背番号ですが、それぞれ、その成り立ちから意味がある事が、今回、分かりました。
今もサッカーをプレーする方は、その背番号の役割を意識してみたり、ご自分の応援しているチームがある方は、12番目の選手として、一緒に戦っているというところも意識してみれば、また今までよりも、
一段と試合を楽しめるのではないでしょうか!
だんだん!
コメント