皆さんこんにちは。
堂安律、柴崎岳の移籍が発表され、今季も続々と日本人選手の新天地が決定しつつあります。
中でも話題を呼んだのは、長友選手のマルセイユ移籍ではないでしょうか。34歳という年齢でのフランス初挑戦には、国内外から大きな反響がありました。
ということで、今回ご紹介するのは、長友移籍で俄かに注目度が増しているフランスの名門「マルセイユ」です。
取り上げるのは以下の内容になります。
- 最新移籍選手情報まとめ!
- スタメン・フォーメーション予想!
- まとめ
の順にお伝えしていきます!
最新移籍選手情報まとめ!
①エムバイエ・ニアン(レンヌ)
AVB sur l’arrivée de M’Baye Niang :
“J’ai déjà dit que Mbaye Niang n’allait pas venir à l’OM. J’ai déjà dit quel type d’attaquant je voulais.”
(conférence de presse) pic.twitter.com/S7Q10M2U8L
— Actu Foot (@ActuFoot_) September 11, 2020
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1人目に候補に挙がっているのは、レンヌのFW、ニアンです。
一昨シーズンにトリノからレンヌへレンタル移籍をし、今季は完全移籍の形でレンヌに加入。加入初年度から得点を量産し、2年連続でチーム得点王に輝いています。
圧倒的なスピード、強靭なフィジカルを活かした豪快なプレーが特徴のFWで、縦への突破から1タッチゴールまで幅の広いパターンからゴールを奪うことができます。無理やり点を取れる強引な点取り屋ですので、チームに1人いると助かるタイプです。
既に両クラブは移籍交渉を開始したことを認めているため、条件面での合意があれば移籍は十分実現するはずです。しかしマルセイユは今季残りの補強資金があまり多くないとも囁かれているため、ニアンの獲得資金を捻出できるかは、不透明と言わざるを得ないかもしれません。
②ブライユ・ディア(ランス)
Boulaye Dia #ASMSDR pic.twitter.com/KTgzo0l5Gy
— Faisal HQ (@iF2is) August 23, 2020
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2人目は、ランスで活躍するMF、ディアです。
主にサイドを始めとした攻撃的なポジションを得意とするプレーヤーで、そのスタイルは高い身体能力を存分に活かしたダイナミックさが特徴的です。リーグ・アンには代々アフリカ系のフィジカルに長けたアタッカーが数多く活躍してきましたが、ディアもその系譜にある選手といえるでしょう。
しなやかでリズム感の独特な突破、パンチの効いたシュートと、確実に攻撃にアクセントをつけることのできる選手です。
しかし彼も獲得に際しては1500万ユーロほどの資金が必要と言われており、決して安価に獲得できる選手ではありません。
ニアンと並び、獲得できるかはまだ不透明な選手といえるでしょう。
③アントニオ・サナブリア(ジェノア)
Antonio Sanabria, thank you! pic.twitter.com/IJvKe1u8Gs
— total Barça (@totalBarca) September 21, 2017
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3人目は、ジェノアで活躍するCF、サナブリアです。
彼もパラグアイ、イタリアなど様々な国でプレーをしてきた経験豊富なFWで、現在はセリエAでも結果を残しています。
特徴としては南米出身のFWらしい足元のテクニックと、思いきりの良いシュートが魅力の選手ですね。特にドリブルは中央でもゴリゴリ前に進もうとするアグレッシブさがあり、独力での打開力は十分欧州の水準以上にあるといえるでしょう。
PA内で点を取る力もありますので、獲得すれば長友、酒井からのアシストによる得点も期待できますね。
④イスラム・スリマニ(ASモナコ)
Islam Slimani has been left out of AS Monaco’s squad to face Strasbourg tonight 🤔
Manchester United bound? 😳 pic.twitter.com/wTwxcYMaZM
— Goal (@goal) January 25, 2020
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最後は、昨シーズン名門モナコで活躍したFW、スリマニです。
アルジェリア、ポルトガル、イングランドやトルコと様々な国を渡り歩いてきたベテランFWですが、ここ数年は所属元のレスターで定位置を確保できず、幾度かのローンを繰り返してモナコに辿り着きました。
来季の去就は不透明ですが、チーム内での立ち位置、年齢などから考慮しても、適切なオファー次第でレスターも放出に踏み切ることが予想されます。先に紹介した3人と比較すると、一番移籍金にコストをかけずに獲得できるFWかもしれません。
スタイル的には周りを活かし、周りに活かされるタイプのFWで、どっしり構えてポストプレーができる懐の深さは、チームの攻撃力を底上げしてくれるはずです。
スタメン・フォーメーション予想!
それでは、ここからは来季のスタメンとフォーメーションを予想していきます。
基本フォーメーションは4-3-3.右サイドバックは不動の酒井で決まりですが、やはり注目したいのは左サイドバックではないでしょうか。
こちらに関しては、以下の注目ポイントでも取り上げていきます。
”ベテラン”長友の位置づけ
先日マルセイユへの電撃移籍を果たした長友ですが、恐らく今すぐのレギュラー奪取は相当厳しいのではないかと予想します。
というのも、長友自身トルコでは長い間出場機会のない時期が続き、本人も移籍の際のYouTubeでは「試合用のコンディションを作っていく」ことを課題として挙げています。
試合勘は取り戻すのに時間がかかるものですし、当分の間は、バックアッパーとして少しずつチーム内での立ち位置を作っていくことが必要になりそうです。
CFの補強費が捻出できるか
先に挙げた移籍の噂がある選手たちが軒並み前線の選手であることからも、マルセイユが前線の補強を画策していることが分かります。
しかし、先に挙げたニアンやディアはどちらも1000万ユーロ以上の値札が付いており、現状のマルセイユの補強費を上回っているのが現状です。
移籍市場は10月の上旬まで開いていますが、それまでにCF分の補強費をねん出できるかどうか、その点も来季を占ううえで重要なポイントになるかもしれません。
何とかCL権に食い込みたい今季
フランスの強豪というと、現在はPSGとリヨン、そしてモナコの3クラブの名前が挙がりますが、マルセイユも歴史的にはフランスの強豪チームです。ビラスボアス監督の下、然るべき戦力を揃えて臨む今季は、CL権の獲得にも期待がかかるはず。
もちろん、我々日本人としても、酒井と長友の両翼が、欧州の舞台で躍動する姿を見てみたいですよね。
そういった意味でも、今季はマルセイユにとって勝負の一年となるでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、『マルセイユ2020-21最新移籍選手情報まとめ!スタメン・フォーメーション予想も!』と題してお伝えしました。
長友、酒井が並んで名を連ねることになれば、欧州クラブでは初めて両サイドバックが日本人選手ということになります。これはある意味では、私たち日本人にとって歴史的な瞬間となるかもしれませんね。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう。
他に気になるチームはありますか?
プレミアリーグ(イングランド)
ブンデスリーガ(ドイツ)
リーガエスパニョーラ(スペイン)
セリエA(イタリア)
リーグアン(フランス)
ジュピラーリーグ(ベルギー)
いつもありがとうございます。
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