サウサンプトン2021夏の補強ポイントと最新移籍情報まとめ!噂の獲得候補・放出選手一覧も調査!

セインツファンのみなさん、こんにちは。

 

今でこそイングランドトップリーグで奮闘するクラブですが、10年ほど前までは運営会社の倒産による影響で、3部リーグまでの降格を経験しています。

 

これまでにメジャーなタイトルを獲得した事はなく、日本のサッカーファンにとっては、「吉田麻也が在籍していた」や、「南野拓実が所属しているクラブ」といった印象ではないでしょうか。

 

ですが、サウサンプトンほど優秀な選手を輩出するクラブはあまりないでしょう。

 

代表的な選手といえば、アーセナルから復帰したセオ・ウォルコットオックスレイド=チェンバレンアダム・ララーナの英国人選手で、お気づきのように国内選手の育成を第一としていますし、ガレス・ベイルファン・ダイクらはビッグクラブへ引き抜かれました。

 

育成においては、かつてのオーナーであったルーパート・ロウ会長の哲学を今でも引き継いでいます。

 

今回は、中位と下位を行き来しながらも、スタープレーヤーを輩出し続けるサウサンプトン2021年夏の

  • 最新移籍情報
  • 補強ポイント
  • 狙ってると噂の獲得候補選手 
  • 退団が噂される選手
  • まとめ

についてお伝えしていきます!

最新移籍情報

はじめに、クラブについて振り返っておきましょう。

 

チームの現状

クラブは今シーズン、15位と降格圏を辛うじて免れた形でフィニッシュしました。

 

フォーメーションは主に「4-4-2」ですが、両サイドハーフが中央に絞るため、「4-2-2-2」のような陣形が基本となります。

 

2トップはアタッキングゾーン全域まで走り回り、サイドに流れスペースを作る動きをします。

そうなると、空いたスペースに2列目であるサイドハーフの選手たちが走り込んでくるという流れでチャンスを演出していきます。

 

戦術はカウンターがメインですが、FWの選手も守備においてハードワークができ、前線からもボールを奪う仕事ができます。

 

更に、セットプレーでも強さがありますし、タイプの異なるFW陣で局面を打開する攻撃を見せるので、戦術がハマった時にはビッグクラブも手を焼くほどの脅威を持っています。

 

かつてライプツィヒを指揮したハーゼンヒュットル監督のサッカーには、トランジションを重視した戦術で縦に早い攻撃を展開します。

 

暫定ながら一時は首位にたつ快進撃を見せ、順調な滑り出しを見せましたが、以降はいつものポジションに落ち着いてしまいました。

 

 

ストロングポイント

それでは、チームの強み2つをお伝えすると共に、紐解いていきます。

 

  • 強力なアタッカー陣
  • 得点源となるセットプレー

 

強靭なアタッカー陣

チームの攻撃を牽引するのは、イングスアダムスの2トップです。

 

両者とも上背はないものの、スピードとシュートセンスを武器とした攻めを見せます。

走ることにおいても苦労を惜しまず、攻守において貢献度の高い二人です。

 

更に、今冬レンタル加入した南野は、移籍後は好調を見せましたが、代表ウィーク明けに序列を落としたとはいえ、10試合2ゴールとまずまずなパフォーマンスを見せましたし、ウォルコットレドモンドの量ウイングも快足を飛ばし、カウンターでは強さを発揮できます。

 

こうしてみると、戦術と選手チョイスは理にかなっている事が明確に判断できます。

 

 

得点源となるセットプレー

チームが記録したゴール数のうち、約半分程はセットプレーから奪っています。(ペナルティ含む)

 

キッカーは主にウォード=プラウズで、正確な右足から直接ゴールが生んだり、コーナーキックのアシストを記録したりと多くのチャンスを演出しました。

スタッツでもアシスト数、パス本数共にチーム一位と、実力があります。

 

今では、チームに欠かせない選手の一人ですし既にクラブのレジェンドといっても納得いくでしょう。

 

 

ウィークポイント

続いて、チームの弱みを2つ挙げていきます。

 

  • 欠乏している判断能力
  • パスミスの多さ

 

欠乏している判断能力

90分を通して選手たちの頭の中は常に複雑で、難しい判断を求められます。

 

経験豊富な選手が重宝される理由として、試合中の選手たちしか体感する事のない雰囲気や、上手くゲームが運べない時にこそチームを鼓舞し、立て直しを図るのに適任である事が含まれます。

 

サウサンプトンの欠点はまさに、そういった能力、もしくは一試合を通して試合の展望を測る事ができるかどうかです。

 

試合終盤、優位にゲームを進めているのにも関わらず、前のめりになってしまうDFラインの状況判断に加え、吹けば飛んでしまうような非常に脆い部分を守備では見せてしまっています。

 

単に選手個々の能力で解決する問題ではなく、選手のメンタリティの部分で差がついてしまっているように映ります。

 

 

パスミスの多さ

チーム全体のスタッツでは、パス成功率79%を記録しています。

プレミアリーグにおいて、パス成功率80%以上のクラブがほとんどです。

 

そういった部分を踏まえると必ず改善が必要になってくるかと思われますし、縦に早い分パス本数は少ないはずなので、記録以上の差が出ている可能性の方が高いでしょう。

 

 

 

補強ポイント

以上を踏まえ、現状を変えれる選手たちをご紹介していきます。

 

DF クリストファー・アイェル(セルティック/ノルウェー)

デビュー当時はセントラルミッドフィルダーとしてプレーしていた彼は、セルティックでCBに定着しました。

 

ボールを運ぶ能力や、配給力といった攻撃のスキルは高く、196cmの体格を生かした守備力も魅力です。

リバプールへとステップアップを果たした、フィルジル・ファン・ダイクの背中を追いセインツへの加入を期待したいところです。

 

 

MF ジョナタン・イコネ(LOSCリール/フランス)

パワフルな突破と左足の強烈なシュートが武器の彼は、右サイドを本職としながらも多くのポジションを経験しています。

 

左サイドをはじめ、攻撃的ミッドフィルダー、センターフォワード、としてもプレーできます。

ドリブルで運ぶ技術とスピードも備え、迫力ある突破から多くのチャンスを演出できるので、今のサウサンプトンのスタイルにはピッタリの選手だと思います。

 

 

 

狙ってると噂の獲得候補選手 

ここから、実際にクラブが狙っている選手についてご紹介していきます。

 

DF ネコ・ウィリアムズ(リバプール/ウェールズ)

今夏、出場機会を求めて移籍を希望していると伝えられた彼は、同ポジションにアレクサンダー・アーノルドがいる事からポジションを奪うのは難しいと考えているようです。

 

クラブ側も適切なオファーがあれば売却に踏み切る模様で、アストン・ヴィラやバーンリーも獲得に関心を寄せているとの事です。

是非とも、将来が期待される選手を獲得してもらいたいですね。

 

 

MF エインズリー・メイトランド・ナイルズ(アーセナル/イングランド)

抜群のスピードと豊富なスタミナ、体の強さを持ち合わせていて、ストライカーとセンターバック、ゴールキーパー以外はすべての場所で起用可能といった、ユーティリティ性が大きな武器です。

 

まだ23歳と若くプレー面での成長が楽しみな選手です。

来季プレミアに昇格するワトフォードも獲得に乗り出しているとの事ですが、英国産の貴重な選手の確保ができれば、戦術の幅が広がる事は間違いありません。

 

 

 

退団が噂される選手

続いて、今夏退団が噂される選手についてもお伝えしていきます。

 

MF ジェームズ・ウォード=プラウズ(イングランド)

公式戦44試合に出場して9ゴール7アシストを記録し、高精度かつ強烈なキックで、プレミア屈指のプレースキッカーとして高く評価されている彼は、今夏着々と強化を進めるアストン・ヴィラが獲得を狙っているようです。

 

セインツの司令塔を手放してしまうか、非常に注目の集まるところです。

 

 

FW ダニー・イングス(イングランド)

既にチームの象徴となりつつある同選手に、トッテナムハリー・ケインの後釜としてリストアップしている事や、マンチェスター・Cアグエロの穴埋めにと、2つのビッグクラブが関心を寄せていると報じられました。

 

今季29試合でチーム最多の12ゴールを記録したストライカーは来季どこのユニフォームを着ているでしょうか。

退団候補として名前の上がる選手はどれも主力ばかりなので、何らかの措置をクラブは取らざるを得ない状況になりそうです。

 

2021年夏の移籍決定情報

加入選手

FW

  • アルマンド・ブロヤ (←チェルシー)

 

退団選手

DF

  • ヤニク・ヴェスターゴーア (→レスター・シティFC)

 

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

今回はサウサンプトン2021夏の補強ポイントと最新移籍情報まとめ!噂の獲得候補・放出選手一覧も調査!についてお伝えしていきました。

 

未だ、南野の去就は不透明なままであり、主力流出の場合は完全移籍で獲得するなどの検討がありそうですが、不確定要素が多い為、クラブ側も非常に悩んでいる事でしょう。

 

しかし、いつの時代にも中堅クラブは必ず当然のように、その年に活躍した選手が他クラブから狙われます。

 

これはクラブの経営方針とも合致することではありますが、継続して好調を維持するのであれば、タレントの慰留が絶対条件となります。

もしくは、得た移籍金を次なるタレントの発掘に回していく事が必要になってきます。

 

セインツはこのサイクルをこれからも続けていかなくてはなりませんし、このサイクルが止まった時、クラブの財政は昔のように悪化し、残留争いをするクラブに成り下がるかもしれません。

 

そうならないことを願いながら、これからのクラブも見ていきましょう。

他に気になるチームはありますか?

プレミアリーグ(イングランド)

 

ブンデスリーガ(ドイツ)

 

リーガエスパニョーラ(スペイン)

 

セリエA(イタリア)

 

リーグアン(フランス)

 

いつもありがとうございます。

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